英語イメージリンク編集部

『英語イメージリンク』のサブブログ。記事制作のこぼれ話や裏話などメインサイトで扱えないことをアップしていきます。

『リスニング編』20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらって、その感想をインタビューしてきました #3

中学の時に英語は挫折した。でも自分の夢の実現のためになんとか英会話をマスターしたい!

今井:前回は飯田さんの「スピーキング」に関してインタビューを行いましたが、今回はリスニングです。

※過去記事はこちら

20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらった感想をインタビューしてきました #1 - 英会話イメージリンク編集部

学生時代英語が苦手だったから・・・という理由で英会話を敬遠する方は多くいますが、ほとんど関係ありません。ぜひこの記事を読んで英会話にトライしてみてください!

2015/05/26 20:14
『スピーキング編』20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらって、その感想をインタビューしてきました #2 - 英会話イメージリンク編集部

英語が話せる人を見るとついつい、あんな風になりたいな・・・と思うあまり、がんばり過ぎてしまう。そんな悩みを持っている方は是非読んでみてください!「なるほど」と思う内容が沢山ありますよ

2015/06/01 13:45

飯田:前々回も少し話したけど、DVDとか君の会社のリスニング教材、実際の英会話の出だしは聞き取れるようになったかな。
最初に英文を読んで聞く場合だと、50%ぐらいは聞き取れるようにはなっていると思う。

今井:なるほど。それ以前はどうでしたか?
飯田:ごく稀に「知っている」単語を偶然拾い上げるって感じだったよ。もう殆ど「運」だよね。
今井:最初の出だしが聞き取れる様になって何か変わりましたか?
飯田:そうだね、おおまかに3つ

  • 聞きとれないことは悪いことではない
  • 英会話は陣取り合戦
  • 出だしが聞き取れるだけで話の概要がわかる

こんな感じかな。

聞き取れないからって自分を責めるな!

飯田:「話せないことは悪いことではない」とも言い換えられるんだけど、日本人ってネイティブの言ってることが聞き取れないとまず「自分が悪い」って責めちゃうんだよねぇ。
今井:「聞き取れなかったから、もっとリスニングの勉強しないと」ってボヤいてた大学の後輩を知っています。
飯田:日本人同士の会話でも聞き取れなかったら「もう一回言ってよ」とか言うし。仮に聞き取れなくても自分が悪い、とは絶対思わないよね。
今井:それは僕らが日本人として生まれて日本語を母国語としているからではないですか?
飯田:僕らが4,5歳の時って大人の会話はわかってなかったけど、自分は責めず、自分なりの世界観で理解してたと思うんだよね。

中々この歳で英語とはいえど自分は子供レベルの理解力って言うのは受け入れにくいんだけど「それはそれ、これはこれ」ということで自分はまだまだだっていうことを受け入れれば、変なプレッシャーを感じたり自分を責めなくてすむと思うんだ。

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気にしないって素晴らしい

英単語は知っておかないと、英会話は難しい!?

飯田:今までも君に相手の言いたいことがわからなかったら

  • もっとゆっくり話して
  • 絵を描いて
  • ジェスチャーで教えて

こういう方法があるよって言われて、これは実際の英会話でも実感したけどやっぱりベースとなる「英単語」がわかってないと限界がある(笑)こればっかりは積み重ねが必要だな、と思った。

スピーキングでも触れたけど、むやみに英単語を覚えるのではなくて必要だなって思っている英単語だけでOKという割り切りも必要かな。

それと、スピーキングとリスニングの能力は完全につながってるわけじゃないから、英単語を話せるのと、聞き取れるのは違うなって思ってる。

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どっちかを伸ばすともう片方がついてくることも、ある

英会話は陣取り合戦?

飯田:自分は『システマ*1』を理解するのが目的だからシステマに関係するもの以外の英単語は覚える気もさらさらなかったわけ。英会話の目標としてはあまりにも範囲が狭い。

逆に、大半の日本人が期待する「英会話ができる」っていうのはほとんどの状況に対して「英語で話せる」ってことだと思うんだよ。

今井:はいはい

飯田:そうなると大半の人は英会話は「自分の興味のある分野からはじめていい」というアドバイスを聞いてもほとんどの状況では対応できないって思うはず。自分の趣味の話だけ英語で話せるようになったところで、汎用性ないじゃん、みたいな。

最近わかったことで、英会話講師には「システマの話以外はしたくない」って注文したんだけど、現実的にはシステマの話だけって言うのは難しい。なにかの拍子で別の話題になっちゃうんだよ。

でも、それはそれで当然楽しいし、そうなると、その話題に対応して英単語も覚えなくてはいけなくなる。これがコミュニケーションを通じて学ぶっふことなんだなって。

今井:陣取り合戦みたいですよね

飯田:そう!まずは自分の興味あるところを陣取ることができれば、その後はそこを中心に自然に英単語を学んでいける。だから結局は「自分の興味のある分野」からはじめれば自然と他の会話もできるようになるんだな、とわかったよ

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戦がはじまる

出だしが聞き取れるだけで話の概要がわかる

飯田:出だしは聞き取れる様になった、ということは最初に説明したと思うんだけどそれができると大体、会話の内容がわかる様になるんだよ。

今井:英語は基本的に言いたいことが最初にきますしね

飯田:システマの練習でもインストラクターが英語で説明してもわかんないから周りをみてその動きに合わせてたんだけど、今はある程度わかるから。聞き取って、自分から判断して練習できる様になったよ。

概要がわかると、細かい説明のところもなんとなくわかっちゃうんだよ不思議なことに。もちろん毎回じゃないけどね。

今井:全部聞き取れなくても方向性だけでもわかると楽ですよね

飯田:全部わからないとダメだって思ってたけど、そうでもないんだよね。よくよく考えたら日本人同士の会話でも全部聞いてるわけではないし(笑)

今井:そうですね(笑)。それでは、今回もありがとうございました

飯田:こちらこそ、ありがとうございました!

*1:海外の武術

『スピーキング編』20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらって、その感想をインタビューしてきました #2

中学の時に英語は挫折した。でも自分の夢の実現のためになんとか英会話をマスターしたい!

そんながんばる知人を高みの見物したい。そんな風にちょっと思っている英会話イメージリンク編集部の今井です。こんにちは。

前回にひき続き、20年以上英会話から離れていた英会話は超初心者(本人談)の飯田さんが『英会話エクスプレス ほのぼの家族Ⅰ』をモニターし、どういう変化があったのか?インタビューを行いました。今回は『スピーキング』編です。

飯田さんの発見は英会話をこれからはじめようとされている方、最近はじめた、という方にはすごく役に立つ内容となっていますので、是非参考にしてみて下さい。

前回のブログはこちら

20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらった感想をインタビューしてきました #1 - 英会話イメージリンク編集部

学生時代英語が苦手だったから・・・という理由で英会話を敬遠する方は多くいますが、ほとんど関係ありません。ぜひこの記事を読んで英会話にトライしてみてください!

2015/05/26 20:14

飯田:前回のブログ読んだけどさ、自分がすごい英会話できる人っていう感じで偉そうに語ってて嫌なんだけど(笑)。しかも標準語になってるし!*1

今井:そうですか。それでは今回は飯田さんは今回のモニターを通じてわかったスピーキングのことをお聞きしたいと思います。

飯田:ちょっと(笑)。当たり前といえば当たり前なんだけど、スピーキングとリスニングはやっぱり違うモノなんだなぁって改めて思ったよ。今回の教材を通してある程度聞き取れるようになったけど、当然話せる様になったわけではないからね(笑)。

今井:それでは飯田さんが「スピーキング」についてわかったこと、気付いたことを教えてもらえませんか?

飯田:今回「スピーキング」について

  • 名詞を知らないのはキツい
  • イメージとつなげるとショートカットできる
  • 自分のレベルに合わせる

このあたりを特に実感するようになったかな。

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英会話エクスプレス ほのぼの家族Ⅰ

名詞を知らないと英会話はキツい!でも単語集はいらない!?

今井:それでは「名詞を知らないのはキツい」というところから説明してもらえませんか?

飯田:実は最近英会話教室に通い始めてね。英語が話せる日本人講師が先生なんだけど名詞が出てこないと会話が進まない進まない(笑)

語彙力はもともと増やさなきゃなーってのは思ってたんだけど、いざ英会話をするとそれがどんどんあぶり出される。あれも言えないこれも言えないってね。

「思う」から「痛感」に変わったよ。

今井:英会話あるあるですね。日本語では言えるのにコンチクショウってなりますよね(笑)では、飯田さんの名詞対策法を教えて頂けませんか?

自分の興味のある分野に関連する英単語「だけ」覚える

飯田:自分はシステマ*2関係しない単語は覚えたくないってはっきり英会話講師の方に伝えた。あれも、これも、ではなくてシステマ「だけ」。

DVDを見せたり、システマの本を見せたりして講師の方にも雰囲気掴んでもらって、それに関することだけやろうぜって感じ。

今井:なるほど。飯田さん的にオシャレなカフェでの英会話は必要ないと(笑)

飯田:そんなことは言ってないけどね(笑)。いつか必要かもしれないけど、それは「今は」自分が英会話を習いたいモチベーションにつながらないから。

だから君が「目の前の学習書に飛びつく前に、自分がどういう状況で使いたいのか具体的にはっきりさせた方がいい」と言ってくれたのはすごくよくわかったよ。そうしないと目の前に出てきたものを片っ端から覚えることになるからね。

ある程度英単語も自分で選り好みしないと

今井:似たような話を友人にしたことがあります。最初は「なんだコイツ」って顔されましたけど(笑)

飯田:そうだねぇ~、目標がハッキリしてたらそれに関係する英単語だけ覚えればいいからさ。そうでないと英単語が無限に出てくるように感じられちゃうわけだし、いずれは挫折しちゃうと思う。だから、単語集も片っ端から全部覚えようとするんじゃなくて自分の思い描く状況や興味あることで使えるかどうかそういう視点で判断して覚えればいいんじゃないかな

今井:英会話の最初はそれだけでいいと思うんですよね。自分の興味のあるごくごく小さい範囲から。そこから段々、範囲を広げていけば徐々に名詞は覚えていけるはず。

受験英語と違うのは、向こうが用意したものではなく、ある程度自分で選択できる自由があるってことだと思うんですよ。バイキングに来たのにどうして自分の興味ないものばかり食べてるの?自分が好きなの選びなよ、みたいな。

飯田:自分の目標が具体的でないと、このあたりは想像しにくいかもね。向こうが用意してくれたものを食べさせられる一方になると思う。自分も君に言われるまではそうだったし

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選べることが大切

英単語はイメージと繋げると簡単に覚えられる

今井:さて、次は編集部としてもオススメしている「英単語をイメージとして繋げる」を発見の1つに挙げて頂いているわけですが・・・

飯田:これね、日本語で考えると当たり前なんだよね~。

今井:というと?

飯田:日本語の単語だって結局はイメージで覚えてるよね。例えば「飛ぶ」「走る」「しゃがむ」を説明しろって言われたら、まずその動作のイメージをして説明するし。人によって説明が違うのは、そのイメージが微妙に異なるからだと思うんだ。

だから英単語もイメージで覚えればいい、と。ただ日本語訳に頼っちゃうとそこのあたりがあいまいになるよね。

今井:なるほど。それでは飯田さん的な英単語をイメージで理解するってどんな感じですか?

飯田:「使われた状況」とかで理解してる。でも、英単語によっては全くわからないものもあるから日本語訳も当然使うよ。だってまだ自分は初心者だし!ただ、今回のモニターを通じてわかったのは日本語訳はあくまでも補助輪だよ、ということ。

自転車に乗れなかったら、つまり英単語が全くわからなかったら、仕方なく日本語という補助輪を使う。補助輪はいつか外すものだから、日本語訳を使っている時はあくまで「自分は補助輪を使っている」という意識を持つことだね。

今井:つまりいつかは補助輪は外すぞ、という気持ちでいる・・・と。

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言葉と言葉、ではなくイメージとして繋げる

英会話は無理せず、自分のできる範囲で

今井:さて、次は英会話は自分のできる範囲で・・・ということですが、これはどういうことですか?

飯田:これはね、実際に英会話講師と会話してみたり、君がネイティブと会話してるのを傍からみてわかったことなんだけど、圧倒的に実力が違う。

でもね、悲しいかな君や英会話講師の真似をしようと思っちゃうんだよ。

今井:上から目線の言い方になっちゃいますが、自分よりも実力がある人の真似をするっていうのは普通ではないですか?

飯田:例えは悪いけどさ、自分の英会話力を幼稚園児だとすると、君は大学生、英会話講師は社会人並の差があると思うんだよ。

君らの単語力とかスピーキングを真似しようったって自分には話せる「限界」が現実問題としてある。自転車にも乗れないよちよちのボーヤがF1レーサーとしてレースにでろってのは無理な話ですわ。幼稚園児は幼稚園児なりの話し方がある

今井:自分が幼稚園児だ、と思っていたらいつまでたっても進歩できないのでは?という失礼な心配をしてしまうんですがそこのあたり飯田さんはどう考えられていますか?

飯田:なんじ己をしれ、ではないけど自分の実力をきちんと知って、自分の実力の範囲でがんばる。君や英会話講師のレベルは「いつか」なりたいという道標、目標だよね。

英会話をマスターするのは山の頂上だとするじゃない。その山頂を目指すわけだけど、その途中の何合目かには君や英語講師がいる。君らのことは「たまには」見るわけだけど、そっちばかり見てたら足元をすくわれる。現実には自分がなんとかしなければいけない足元の岩場があるわけだから。

それを自分のできる範囲でがんばりつつ、たまに君らの方を見て「ああこっちの登山ルートで正しいんだな」って確認する。たまに確認しないと気づいたら獣道に入っててにっちもさっちもいかなくなる、なんてことはありうる話だからね(笑)

今井:なるほど。まずは現実的なところから始める、と

飯田:そうそう。でも偉そうなこと言ってるけど自分もまだ駆け出しもいいとこだからね。このブログ読んで「飯田って人は英語ができるらしい」と思われたら困る(笑)。そこのところは自分のブログで言ってるからいいと思うんだけど。

今井:このあたりは文章の限界・・・というか編集部としての実力の限界なので申し訳ないです。それでは、ありがとうございました。次回は「リスニング」ですね。宜しくお願いします。

飯田:こちらこそよろしくね

*1:飯田さんはバリバリの関西人です

*2:飯田さんは海外の武術「システマ」を勉強するために英会話を勉強しています

20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらって、その感想をインタビューしてきました #1

中学の時に英語は挫折した。でも自分の夢の実現のためになんとか英会話をマスターしたい! 

編集部の今井の知人(飯田さん)に、現在制作中の英会話教材『英会話エクスプレス ほのぼの家族Ⅰ』*1を一ヶ月試していただきました。

今井が飯田さんに「一ヶ月間続けた結果、どんな成果があったのか?どんなことがわかったのか?」とインタビューをしていくうちに、これから英会話をはじめる方や、いま英会話を勉強している方の参考になりそうなことがたくさん出てきたので、その内容を書き起こしてみました。今回は書き起こし第一弾です。

 一ヶ月、毎日英語をやってみてどうでした?

今井 まずは一ヶ月の英会話学習、お疲れ様でした!仕事をしながら、ウチの英会話教材を使って勉強するだけでなく、ブログに感想も投稿していただくのは、とても大変だったと思います。

※編集部注:今回試していただいた飯田さんのブログは以下。「トロントへの道」というタイトルがついている記事が、英会話エクスプレスの学習記事です。

飯田 この教材のストーリー、ネイティブの持つ英語の感覚の解説よかったよ。解説を読んでネイティブの感覚を理解して、自分の持つギャップを埋めるのは案外楽しかったから、実はそこまでキツくなかったかな。

今井 え、そうなんですか?でも楽しかったと言って頂けると編集部としても嬉しい限りです。それでは、飯田さんの英語遍歴を教えて頂けますか?

飯田 中学1年の1学期で挫折して、社会人になっても英語は使わなかったから20年以上英語から離れてたかな。だからthis is a penぐらいしか言えなかったんだよ(笑)。

今井 なるほど(笑)。それではどうして英会話をはじめようと思ったんですか?飯田さんの英語遍歴を聞く限り大きな転機があったようですが。

飯田 僕は「システマ」というロシア武術をやっているんだけど、外国人インストラクターとコミュニケーションとりたいと思ったからだね。ロシアの武術とは言え、英語が共通語だから本格的に上達するには英語は必要なんだよね。

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今井 なんとなく英会話を勉強したい、と思ってはじめたわけではないと。

飯田 そうそう。だから今回は「インストラクターとコミュニケーションを取りたい」っていう、はっきりとした軸(目標)があったので、勉強中もこのフレーズや英単語は自分の目標に使えるのだろうかという基準で考えられたから良かったよ。

一ヶ月間、学習して効果はありましたか?

今井 今回の英会話学習を通じて、飯田さんご自身が英語に関してできるようになった、わかったという変化は何かありますか?これから英会話をはじめようという方には一番気になる部分だと思います。

飯田 細かい点を入れると幾つかあるんだけど

  • 英語を見ても拒否反応しなくなった
  • リスニングができるようになった
  • 英会話はコミュニケーションという実感

この3つがあるかな。

英語そのものに拒否反応が出なくなった

今井 順番をおって飯田さんの成果を説明して頂けませんか?

飯田 まず英語そのものに拒否反応が出なくなったよね。以前は「うわっ英語だ。めんどくさい」って思ってたんだけど、英語が生活の一部になったから英語を見るのが苦痛じゃなくなった。これは相当大きいよ。英語が生活の一部になったら勉強をするっていう意識もなくなるしね。

実はこのモニターの前にも色々学習書は試してみたけど、全部途中で投げ出しちゃったんだよね。

今井 それは大きいですね!やっぱり「勉強しなきゃ」って思うと、しんどいですからね。歯磨きの様に生活の一部として習慣化してしまうと楽なんだと思います。

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英会話エクスプレス「ほのぼの家族Ⅰ」
(他のシナリオは制作中です)

どうやって英語を投げ出さず習慣化したのですか?

今井 飯田さんは今まで教材を最後までやり遂げられなかった、と言われていましたがそういう方はかなり多いと思います。そこはどう克服されましたか?

 飯田 冒頭でも言ったけど、解説にあるネイティブセンスを楽しいと思えたのは大きかったよ。君が僕のブログを監視してたのは知ってたけど、それよりもネイティブセンスの解説がなかったら挫折してたと思う(笑)

でも、そうでない人もいると思うので、そこは自分と関連づけて楽しいって思えるものを見つけられたら長続きすると思うよ。これは個人の努力だけど絶対誰でも興味のある分野はあると思う。

あと、最初はあまりがんばらなかったのも続けられた理由かな。

最初は一日数分の英会話学習でOK

今井 最初は一日どれぐらいやったんですか?

飯田 はっきりとは覚えてないけど、10~15分とかそれぐらい。君が最初はがんばらなくていい、できる範囲でいいって言うから信じられなかったけど従ったよ(笑)でも、それが今思うとよかったかな。最初はやっぱりがんばっちゃうもんだけど、それだとしんどいもんね。

数分で終わらせちゃう時もあったよ。でもそれを許容することができると、ずっと学習が楽になる。長時間は社会人には無理だよね(笑)

リスニングができるようになってきた

今井 それでは次のリスニングですが実際の変化として例を挙げてもらえますか?

飯田 システマの解説DVDだね。映像に合わせて英語で解説してくれるんだけど、今は解説の一部の英単語を聞き取ったり、解説のナレーションの「出だし」ぐらいはわかるようになったよ。

結果として解説の大まかな内容はわかるようになった。これがはっきりとわかる「変化」の1つだね。この教材を使う前は単語も聞き取れないから、何の解説してるか検討もつかなかった。映像だけだよね。

今井 なるほど・・・一つでも単語が聞き取れたら、それが話の内容を理解するためのとっかかりになりますからね。

「英会話はコミュニケーション」でもそれって当たり前じゃない!?

今井 では最後に、英会話がコミュニケーションだとわかるようになった、というのを教えて頂けますか?そんなの当たり前だろって思っちゃうんですが(笑)

飯田 学習書やってても英会話はコミュニケーションというのが実感できなかったんだよ。会話で蚊帳の外にいる感覚というのか、血が通っていないというといいのかな。

料理のレシピ本を読んでもそれだと実感わかないよね。実際につくるところを想像してみたり、つくってみたりしてはじめて色々わかると言うかさ。レシピ通りにやらなくても大丈夫だ、とかやっぱレシピ通りにやらないとダメだ、とか。

このあたりは今回の英会話学習を通して、結構リアルに想像できて「あ、やっぱり英会話ってコミュニケーションなんだ」そう思えるようになったのよ。

今井 「英会話はコミュニケーションだ」というのはその通りですが、それを実感しているかどうかで大きく違いますよね。

飯田 自分はまだ英会話の経験は少ないけど、これを実感しておくのとおかないのとだと今後大きく違うのかな、という確信はあるね。

今井 なるほど。今回はありがとうございました。次は飯田さんが気づかれたことパート2、ということで宜しくお願いします。

飯田 ありがとうございました。

追記

今井 当編集部が制作している英会話教材「英会話エクスプレス」の宣伝のようになってしまいましたが、そこは一旦差し引いて、英会話学習に役立つ部分を取っていただければと思います。

*1:英会話エクスプレスシリーズは現在制作中で、今秋頃の販売を予定しております

意外に奥が深い!thisとthatのニュアンスの違い

thisというと「これ」、thatというと「あれ」。こんなイメージや日本語訳をで理解している方は結構いませんか?

こんにちは、英会話イメージリンク編集部の今井です。

最近、理解できていると思っていたthisとthatのイメージがネイティブと根本的に少し違ったという経験をしました。

thisとthatというと比較的簡単な単語なので大体わかっている、とみなさんも思われるかもしれません。

しかし、思った以上にthisとthatは奥が深かった!!

そこで私は元々持っていたthatのイメージを修正し、新しいイメージにつくりかえました。*1

今回は、英単語のイメージが違っていた時に修正する方法についてthisとthatの例を使って説明します。

thisとthatの新しい発見になると思いますし、実際の英会話の場でどうやって英単語のイメージを理解するのか、というヒントになると思います。

目の前のものに対してthatを使うの?

ことの発端はネイティブが目隠しをして、私が差し出したものを触って当てる、というゲームをしていた時のことです。

私は友人に手元にあったゴム製の人形を触らせて「これなーんだ?」と聞いたのですが、彼はゴム人形を触って

What is that !?

と言ったのです。

最初は自分の勘違いかな?と思って他のもので試してみたのですが、その度に彼は

What is that!?

というので、これはもしかして自分のthatのイメージは少し違うのでは?とかんがえるようになりました。

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結構自信あったのになぁ・・・

thatは「遠くのもの」、thisは「近くのもの」

私の理解ではthatのイメージは手が届かない距離、thisのイメージは手が届く距離というものでした。

例えば、あるモノが何かわかないので聞きたいとき、手が届かない距離にあったら「what is that?」、手が届く距離にあったら「what is this ?」こんな感じで使います。

 

実際にその確信を得るために、ネイティブが話すthisとthatに注目していた時期がありましたが、ほぼ例外なくイメージ通りthisとthatを使っていました。*2

しかし、彼は少なくとも「目の前に」にあるものに対してthat を使ったのです。

そのことから私が持っていたthatのイメージと、ネイティブのthatは異なるということがわかりました。

 

仮説をたてる

目隠しをしているとはいえ、目の前のわからないモノに対してthatを使うということは、thatは物理的な距離感だけではなく

精神的な距離感もカバーするのでは、という仮説をたてました。

「わからない」ので「心理的に離れている」とネイティブは感じるので「that」を使う。そう考えると辻褄があいます。

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もしかしてこういうこと?英会話では自分で予想することも大切です

自分の中に落としこんで確認する

thatは精神的に距離感を感じる場合も使える、という考えは日本語を勉強中のネイティブが目の前にある「わからないもの」を掴んで「あれ何?」と日本語で言っていたのがヒントになっています。

案外簡単だ、と思っていた思っていたthisとthatもこういった感覚の違いがあったようです。

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英単語は日本語でかっちりとこれ!と覚えるのではなく、なんとなく雲のようなふわふわしたイメージで

まとめ

今回は実際に私が持っていたthatのイメージを実例を基に「修正」した例を紹介しました。

日本語でも単語のイメージは人それぞれ異なると同様、英単語のイメージも人によって異なります。英単語に対し日本語訳をあてて「かっちり」とさせて「これ!」と決めてしまうと、こういう例外が出てきたときに日本語訳では対処できなくなる、という問題点があります。

しかし、この英単語は大体こんなイメージ、というふわふわした形で捉えていると詰、間違って覚えていた時も簡単に修正が聞きます。

これだ!という答えがないといえばないので、不安になるかもしれませんが語学はそんなもの、と思ってやってみるのもいいかもしれません。

*1:英会話イメージリンク編集部では英単語は日本語訳ではなく、イメージで捉えることを推奨しています

*2:日本人でも「これ」と「あれ」の使い方が異なると同様、ネイティブでも違うことはあります

来いよネイティブ!コマンドーの名台詞でポンッと英会話

  • 来いよネイティブ、英語なんか捨ててかかって来い!!
  • 英会話を学びたかったらこのブログを読め、OK?
  • こんなの英会話の勉強じゃないわ、ただのコマンドー語録よ!

英会話はお好き?結構、では当ブログを読めばますます気になりますよ。英会話学習のニュースタイルです。

こんにちは、コマンドー大好き英会話イメージリンク編集部の今井です。みなさんコマンドーは好きですか?お好きですよね。

大学時代、研究室にいたネイティブ*1との間で吹き替え版コマンドーのセリフを英訳したセリフが流行ったことがあります。

英訳したものをそのまま使ったり、状況によっては部分的に変えてみたり。会話としてもコマンドーのセリフを使うことはかなり楽しめました。*2

今回はコマンドーの中でも特に自分が気にいっていていて、ネイティブと日常会話で実際に使っていたものを紹介します。

是非英会話でポンッコマンドー語を使ってみてください。

相手が筋肉モリモリマッチョマンの変態だったとき

筋肉モリモリマッチョマンの変態だ!

Very muscular,some kind of perverted macho man!

実際に使ってみた

ネイティブ:そういえば、うちの研究室に新しくきた先生に会ってきたよ

今井:へえ。どんな人だった?

ネイティブ:筋肉モリモリマッチョマンの変態だった・・・

Native:By the way, I met the new professor for our lab!

Imai:I see. What is he like?

Native:Very muscular some kind of perverted macho man...

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相手をウソで驚かせたいとき

あれはウソだ

that was a lie.

実際に使ってみた

ネイティブ:おい、昨日の授業お前に代筆頼んだよな?今日先生に出席してなかっただろって言われたんだけど

今井:おまえの出席のシートに丸をつけるって言ったな?あれはウソだ

Native: Hey, didn’t I ask you to sign in for me for yesterday’s lecture? The professor just told me today that I wasn’t there.

Imai: Oh yeah, I said I would check in for you on the attendance sheet. Yeah, that was a lie.

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トリックを使って相手を欺いたとき

残念だったなぁ、トリックだよ

So unfortunate, that was a trick

実際に使ってみた

ネイティブ:おい!お前俺の机でなにやってんだ!

今井:うわっ!お前数学の授業じゃなかったっけ!?

ネイティブ:残念だったな、トリックだよ

Native: Hey! What are you doing at my desk!?

Imai: Oops! Weren’t you in math class?

Native: So unfortunate, that was a trick!


【『コマンドー』製作30周年記念】ベネット役 ヴァーノン・ウェルズ 日本のファンへのメッセージ - YouTube

 まとめ

コマンドー英会話、どうでしたか?英会話というと真面目な内容をイメージしてしまいますが、こういうしょうもないことでも結構勉強できることがあります。

私自身、英会話は楽しんでナンボというポリシーを持っていたので自分にとって楽しいと思えることをネタに使っていました。

こんな形でも英会話は勉強できるし、楽しめるということで是非参考にしてほしいと思います。

*1:このネイティブは日本語がわかります

*2:オリジナルの英語と伝説の日本語吹き替えは結構違います

パンツの食い込みが自分の英語力を無限に加速させた話

元の英語と日本語訳を比較すると、自分の知っている日本語とニュアンスが一致しないので不自然に感じたり、混乱してしまう

英語に触れているとそんな風になることってありませんか?こんにちは、英会話イメージリンク編集部の今井です。

例えば

しっかり持っていろ!

Hold it tight! 

と訳されますが、自分の知っている「持っている」は「have」なので

Have it tight!

じゃダメなのか?

英会話をはじめた頃、私はしょっちゅう自分の知っている日本語訳と元の英語とのギャップに対しこんな様なことを疑問に思っていました。

日本語訳もわかる。元の英語も、なんとなくわかる。

でも、日本語訳と元の英語をきちんと対応させようとするとうまくいかず、逆にわからなくなる・・・

この英語と日本語訳のギャップはかなりの間悩みの種だったのですが、あることをキッカケにその悩みはきれいさっぱりなくなり、それ以降はネイティブのセンスをうまく自分の中に取り込んで理解できる様になりました。

今回は、そのキッカケを紹介したいと思います。

「パンツの食い込み」が英語力を加速させた

冒頭でも少し触れたように、私は英語を一度日本語に訳して理解していたので、必ず英語と日本語を対応させて理解する必要がありました。

ですが、とある英単語を知ったことがきっかけとなり英語と日本語を対応させて理解することに疑問を持ったのです。

そのきっかけとなった英単語は”wedgie”です。

これはパンツがお尻の谷間に食い込んでいる状態を表す英単語なんですが、それに該当する「適切な」日本語が存在しないんですよね。*1

この英単語の意味を知った時に”wedgie”の持つニュアンスと日本語のニュアンスがどうしても一致させられなかったので、

「こんなん日本語に訳せん」と思ったと同時に「他の英単語もそれっぽい日本語訳があるだけで実はニュアンスにズレがあるのでは」と考えなおす様になったのです。

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精神を加速させろ!

日本語と英語は水と油

“”wedgie”のおかげで日本語と英語のニュアンスはちゃんと一致しているわけではない、と気づいたわけですが、それでもこの考え方に慣れない間はクセで何回も英語と日本語訳を対応させていました。

そこで私は解決策として、機会があるごとに「日本語と英語は水と油だ」と思うようにすることにしました。

英語と日本語は混ざること(=ニュアンスが一致する)は殆どない、それが当たり前

無理やり日本語で英語を理解しようとするのではなく、そういう考えを自然に身に付けることで、英語と自分の考える日本語のニュアンスがズレていても悩まないようにしたのです。

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ドレッシングも油と水なので基本的には混ざりません

英語はそういう表現なんだ、と思うことにする

英語と日本語訳のニュアンスは一致しない、という考えに慣れてくると聞き慣れない英語が出てきても「日本語でこれはどういうニュアンスなんだろう」と考えたり、「英語と日本語訳のニュアンスが一致しない」と悩むことが徐々になくなり、単純に

こういう場面ではこういう言い方をするのか

と思うだけになりました。

例えば、

あとどれぐらいで(仕事に)でかける?

How much time do you have before you leave for work?

ですが、これを素直に自分が知っている「have」と日本語訳を対応させようとすると

How much time do you have before you leave for work?

(仕事にでかける前に)どれぐらい時間を”持って”いますか?

となり、日本語とニュアンスがうまく一致せず悩む原因になってしまいます

ですが、そもそも日本語と英語は「水と油」なのでそいういうものだ、と思うようにするあれこれ考えず

どれぐらい時間があるか聞くときは英語でこういう言い方をするのか

と、ただ出てきた英語を「そういうものか」と思うだけのシンプルな反応になります。

まとめ

英語を必要以上に「日本語」を使って理解しようとすると、そのニュアンスのギャップに悩むことになります。

「英語は英語のままで理解する」この考え方は最初こそ違和感があると思いますが、慣れてくると逆に日本語で英語を理解するのは複雑な作業だということがわかってくるので、楽して英語を理解できるようになるはずです。

ぜひ試してみて下さい。

 

*1:説明はできますが、正確に一言で表すのは無理でしょう。せいぜい「食い込み」ぐらいです。因みにですが、日本語のパンツ(下着)に当たる英単語は"under wear"です・・・

ネイテイブの様な正しい発音ってそこまで必要ある?

ネイティブの様に正しい発音で英語を話したい

ハリウッド映画に憧れていた私はこんな夢を持っていました。英会話イメージリンク編集部の今井です、こんにちは。

私の夢はさておき、「ネイティブの様に正しい発音で英語を話す」というのはある意味で日本人の永遠のテーマの様になっている感もあります。そういうこともあってか

  • 発音は幼児期から教育しないとだめ
  • 日本人の発音は海外では通じない

などネガティブというか、半分脅迫のめいた話をよく聞きますよね。これらの真偽のほどはさておき、あまり深く考えないとなんとなくスルーしてしまう「正しい発音」って一体全体なんなのでしょうか?

そこで今回は、「正しい発音」ってなに?というところからはじまり、楽して英会話に使える発音を身に付ける方法を紹介します。

肩の力を抜いて、さっと読み流してもらえればと思います。

ネイティブの正しい発音と言う怪しげなモノ

「正しい発音」というものを意識しすぎてしまうがゆえに、いつまでたっても達成感を感じることができず、ついには英会話そのものを挫折してしまう

ということは日本人の方なら多少の経験はあると思います。

本ブログでも何回か取り上げていますが、英語を母国語とする国でもそれぞれ発音が異なります。

私自身、英語を母国語とする色んな国の方と話をしましたが、同じ単語であっても全く発音が違うこともあり最初はどれを参考にするべきかかなり戸惑いました。

例えば、日本語にも浸透している"vitamin(ビタミン)"ですが、

  • アメリカ英語:ヴァイタミン
  • イギリス英語:ヴィタミン

こんな感じに聞こえます。日本人の使う"ビタミン"はイギリス英語の発音に近いのですが、アメリカ英語の方が出くわす頻度は多く、最初は面食らうはずです。*1

さて、ここで「正しい発音」というのはなんだろう?と考えてみるとどうでしょうか。

・・・答えがでないのではないでしょうか。

結局のところ、「これだ!」という正しい発音というのは実は存在しない、と考えるのがしっくりくるのではないかと思います。

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 アハハ発音アハハ

正しい発音より、自分なりにできる発音

「これという正しい発音は存在しない」

そう言われてしまうと、何を目指せばいいんだ?と思ってしまうと思います。

英会話イメージリンク編集部では「ネイティブの様な発音」ではなく、「自分なりにできる発音」というものを目指すことを推奨しています。

「ネイティブの様な発音」という途方も無く、あいまいな目標をつくることで苦しむよりさっさと「自分なりにできる発音でいいんだ」と割りきってしまおうぜ、というわけです。 

その方がずっと気持ち的に楽になるはずですし、無理なくチャレンジできる様になると思います。 

今の自分が「無理なくできる」範囲で発音の練習をすれば、何時かは「聞き取りやすい」発音になるはずです。

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ネイティブを意識しなくていいのか!

自分が言いやすい発音からモノにする

ネイティブの発音なんて目指さず、自分ができる発音からでいいんだ!

なんて偉そうなことを言っていますが、私自身も英会話をはじめたころは御多分にもれず「ネイティブの発音」を目指していました。

それでも何回か英会話の経験を踏んでいくうちに「自分にとって言いやすい発音からでいいや」と思うようになり、そこからはむしろ肩の荷が下りて英会話学習がうまくいくようになりました。

もともと私が超のつく怠け者だった、ということもありますが国の違うネイティブの同士の発音の違いを聞いていくうちに「ネイティブの正しい発音」というものに疑問を覚えたからです。

今井の実践例

自分がうまく発音できない英単語が出てきても「無視」して逆に言えそうな英単語だけ選り好みして使って(口に出して)いました。

できないからこそ練習してネイティブの発音に近づけよう、という考えは全くなく数回言ってみて「あ、この英単語自分には発音できんわ」と感じたら割りきってさっさと切り捨てていました。

できないところに、伸びしろがある

といいますが、私は「そんな面倒なことはしたくないんです」の一点張りでした*2

その甲斐もあって、「発音がうまくできなかった」といちいち落ち込むこともなく、むしろ自分が言える英単語をどんどん使うことで自信をつけていきました。

不思議なことに、自分が発音できる英単語をブラッシュアップしていくと以前はうまく発音できなかった英単語も徐々に言えるようになっていきました。

このあたりから、なんとなく「ネイテイブの感覚」というものがわかってきていたのかもしれません。

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 まとめ

今回は、英語の発音について取り上げました。

巷では「ネイテイブの様な発音」でないと英会話は通じない

という誤解を与える様な記述をよくみますが、実際に「これが正しい」という発音はありません。

むしろ「ネイテイブの様な発音にならなくては」と思い込むあまり逆にモチベーションが下がる方が多いので今回はもっと肩の力抜こうぜ

という意味で英語の発音について紹介しました。

 

*1:日本の英語の参考書の大半はアメリカ英語です

*2:ただし、諦めるのではなく「何時か」は言えるようになるという心づもりではいました