英語イメージリンク編集部

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『スピーキング編』20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらって、その感想をインタビューしてきました #2

中学の時に英語は挫折した。でも自分の夢の実現のためになんとか英会話をマスターしたい!

そんながんばる知人を高みの見物したい。そんな風にちょっと思っている英会話イメージリンク編集部の今井です。こんにちは。

前回にひき続き、20年以上英会話から離れていた英会話は超初心者(本人談)の飯田さんが『英会話エクスプレス ほのぼの家族Ⅰ』をモニターし、どういう変化があったのか?インタビューを行いました。今回は『スピーキング』編です。

飯田さんの発見は英会話をこれからはじめようとされている方、最近はじめた、という方にはすごく役に立つ内容となっていますので、是非参考にしてみて下さい。

前回のブログはこちら

20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらった感想をインタビューしてきました #1 - 英会話イメージリンク編集部

学生時代英語が苦手だったから・・・という理由で英会話を敬遠する方は多くいますが、ほとんど関係ありません。ぜひこの記事を読んで英会話にトライしてみてください!

2015/05/26 20:14

飯田:前回のブログ読んだけどさ、自分がすごい英会話できる人っていう感じで偉そうに語ってて嫌なんだけど(笑)。しかも標準語になってるし!*1

今井:そうですか。それでは今回は飯田さんは今回のモニターを通じてわかったスピーキングのことをお聞きしたいと思います。

飯田:ちょっと(笑)。当たり前といえば当たり前なんだけど、スピーキングとリスニングはやっぱり違うモノなんだなぁって改めて思ったよ。今回の教材を通してある程度聞き取れるようになったけど、当然話せる様になったわけではないからね(笑)。

今井:それでは飯田さんが「スピーキング」についてわかったこと、気付いたことを教えてもらえませんか?

飯田:今回「スピーキング」について

  • 名詞を知らないのはキツい
  • イメージとつなげるとショートカットできる
  • 自分のレベルに合わせる

このあたりを特に実感するようになったかな。

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英会話エクスプレス ほのぼの家族Ⅰ

名詞を知らないと英会話はキツい!でも単語集はいらない!?

今井:それでは「名詞を知らないのはキツい」というところから説明してもらえませんか?

飯田:実は最近英会話教室に通い始めてね。英語が話せる日本人講師が先生なんだけど名詞が出てこないと会話が進まない進まない(笑)

語彙力はもともと増やさなきゃなーってのは思ってたんだけど、いざ英会話をするとそれがどんどんあぶり出される。あれも言えないこれも言えないってね。

「思う」から「痛感」に変わったよ。

今井:英会話あるあるですね。日本語では言えるのにコンチクショウってなりますよね(笑)では、飯田さんの名詞対策法を教えて頂けませんか?

自分の興味のある分野に関連する英単語「だけ」覚える

飯田:自分はシステマ*2関係しない単語は覚えたくないってはっきり英会話講師の方に伝えた。あれも、これも、ではなくてシステマ「だけ」。

DVDを見せたり、システマの本を見せたりして講師の方にも雰囲気掴んでもらって、それに関することだけやろうぜって感じ。

今井:なるほど。飯田さん的にオシャレなカフェでの英会話は必要ないと(笑)

飯田:そんなことは言ってないけどね(笑)。いつか必要かもしれないけど、それは「今は」自分が英会話を習いたいモチベーションにつながらないから。

だから君が「目の前の学習書に飛びつく前に、自分がどういう状況で使いたいのか具体的にはっきりさせた方がいい」と言ってくれたのはすごくよくわかったよ。そうしないと目の前に出てきたものを片っ端から覚えることになるからね。

ある程度英単語も自分で選り好みしないと

今井:似たような話を友人にしたことがあります。最初は「なんだコイツ」って顔されましたけど(笑)

飯田:そうだねぇ~、目標がハッキリしてたらそれに関係する英単語だけ覚えればいいからさ。そうでないと英単語が無限に出てくるように感じられちゃうわけだし、いずれは挫折しちゃうと思う。だから、単語集も片っ端から全部覚えようとするんじゃなくて自分の思い描く状況や興味あることで使えるかどうかそういう視点で判断して覚えればいいんじゃないかな

今井:英会話の最初はそれだけでいいと思うんですよね。自分の興味のあるごくごく小さい範囲から。そこから段々、範囲を広げていけば徐々に名詞は覚えていけるはず。

受験英語と違うのは、向こうが用意したものではなく、ある程度自分で選択できる自由があるってことだと思うんですよ。バイキングに来たのにどうして自分の興味ないものばかり食べてるの?自分が好きなの選びなよ、みたいな。

飯田:自分の目標が具体的でないと、このあたりは想像しにくいかもね。向こうが用意してくれたものを食べさせられる一方になると思う。自分も君に言われるまではそうだったし

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選べることが大切

英単語はイメージと繋げると簡単に覚えられる

今井:さて、次は編集部としてもオススメしている「英単語をイメージとして繋げる」を発見の1つに挙げて頂いているわけですが・・・

飯田:これね、日本語で考えると当たり前なんだよね~。

今井:というと?

飯田:日本語の単語だって結局はイメージで覚えてるよね。例えば「飛ぶ」「走る」「しゃがむ」を説明しろって言われたら、まずその動作のイメージをして説明するし。人によって説明が違うのは、そのイメージが微妙に異なるからだと思うんだ。

だから英単語もイメージで覚えればいい、と。ただ日本語訳に頼っちゃうとそこのあたりがあいまいになるよね。

今井:なるほど。それでは飯田さん的な英単語をイメージで理解するってどんな感じですか?

飯田:「使われた状況」とかで理解してる。でも、英単語によっては全くわからないものもあるから日本語訳も当然使うよ。だってまだ自分は初心者だし!ただ、今回のモニターを通じてわかったのは日本語訳はあくまでも補助輪だよ、ということ。

自転車に乗れなかったら、つまり英単語が全くわからなかったら、仕方なく日本語という補助輪を使う。補助輪はいつか外すものだから、日本語訳を使っている時はあくまで「自分は補助輪を使っている」という意識を持つことだね。

今井:つまりいつかは補助輪は外すぞ、という気持ちでいる・・・と。

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言葉と言葉、ではなくイメージとして繋げる

英会話は無理せず、自分のできる範囲で

今井:さて、次は英会話は自分のできる範囲で・・・ということですが、これはどういうことですか?

飯田:これはね、実際に英会話講師と会話してみたり、君がネイティブと会話してるのを傍からみてわかったことなんだけど、圧倒的に実力が違う。

でもね、悲しいかな君や英会話講師の真似をしようと思っちゃうんだよ。

今井:上から目線の言い方になっちゃいますが、自分よりも実力がある人の真似をするっていうのは普通ではないですか?

飯田:例えは悪いけどさ、自分の英会話力を幼稚園児だとすると、君は大学生、英会話講師は社会人並の差があると思うんだよ。

君らの単語力とかスピーキングを真似しようったって自分には話せる「限界」が現実問題としてある。自転車にも乗れないよちよちのボーヤがF1レーサーとしてレースにでろってのは無理な話ですわ。幼稚園児は幼稚園児なりの話し方がある

今井:自分が幼稚園児だ、と思っていたらいつまでたっても進歩できないのでは?という失礼な心配をしてしまうんですがそこのあたり飯田さんはどう考えられていますか?

飯田:なんじ己をしれ、ではないけど自分の実力をきちんと知って、自分の実力の範囲でがんばる。君や英会話講師のレベルは「いつか」なりたいという道標、目標だよね。

英会話をマスターするのは山の頂上だとするじゃない。その山頂を目指すわけだけど、その途中の何合目かには君や英語講師がいる。君らのことは「たまには」見るわけだけど、そっちばかり見てたら足元をすくわれる。現実には自分がなんとかしなければいけない足元の岩場があるわけだから。

それを自分のできる範囲でがんばりつつ、たまに君らの方を見て「ああこっちの登山ルートで正しいんだな」って確認する。たまに確認しないと気づいたら獣道に入っててにっちもさっちもいかなくなる、なんてことはありうる話だからね(笑)

今井:なるほど。まずは現実的なところから始める、と

飯田:そうそう。でも偉そうなこと言ってるけど自分もまだ駆け出しもいいとこだからね。このブログ読んで「飯田って人は英語ができるらしい」と思われたら困る(笑)。そこのところは自分のブログで言ってるからいいと思うんだけど。

今井:このあたりは文章の限界・・・というか編集部としての実力の限界なので申し訳ないです。それでは、ありがとうございました。次回は「リスニング」ですね。宜しくお願いします。

飯田:こちらこそよろしくね

*1:飯田さんはバリバリの関西人です

*2:飯田さんは海外の武術「システマ」を勉強するために英会話を勉強しています