日本人の話はネイティブからつまらないと思われている!?
- 仮装パーティーですげぇのがいたんだけど、ソイツはボブのワイフだったのさ
- ジャバ・ザ・ハットかと思ったらボブの娘だったのさ
ハリウッド映画で出てくるジョークってこんな感じですよね。
こんにちは、英会話イメージリンク編集部の今井です。
- 日本人はユーモア分が不足している
- 日本人は真面目
ステレオ的ですが、私たち日本人にとってもある程度「納得できる」イメージ像ではないでしょうか。
それでは日本人のジョークはレベルが低いのか、というと実は全くそんなことはありません。ただ、何故か日本人は「英語」というフィルターを通すと途端に「真面目な」ことしか言わなくなってしまいます。
ネイテイブと上っ面だけの楽しくない会話になりがちなのは、ここに原因があるかもしれません。
こんな状況を打開するにはどうすればいいのでしょうか?今回は、私今井が実際にネイテイブを笑わせて、友人関係をつくった方法を含めてご紹介します。
なんか最近、話題が真面目すぎて疲れるなーとか、ネイテイブに「一目置かれたい」と考えられている方は是非参考にしてみて下さい。
ジャバ・ザ・ハット・・・
日本人は英語だと途端に真面目になる!?
大学で英語を教えているネイテイブの先生からこんな話を聞きました。
日本人は国際研究学会のあとの懇親会でも真面目な話をするから、どうしても血の通った人間関係が築けないんだよね。懇親会でもアカデミックな話をされるとこっちも真面目にならざるを得ないし、深い関係をつくろうと思えないんだよ。
でも、彼らと「日本語で」話すとジョークも言うし面白いんだよ。英語だとそういうフィルターでもかかるのかな?
「研究学会」という「学術」を仕事にする人たちの集まりですら、懇親会では「学術的な話」はあまり好まれません。
研究者同士でもお堅い話は避けられるのに、研究者でもないネイテイブが堅い話を好む理由はどこにもありませんよね。彼らも、面白い下世話な話をしたいと思っているはずです。
お前の母ちゃんジャバ・ザ・ハットみたいだな!
自分が面白かった話をする
ではネイテイブにはどんな話がウケるのでしょうか?
「ネイテイブとは文化が違うから、うちらが面白いと思ってるものはわかってもらえないんじゃない?」そう思っていませんか?
違います。日本人の我々が面白い、と思うものなら彼らも当然「面白い」と思ってもらえます。
なので、ネイテイブには是非「自分が」面白いと思った話をしてみましょう。
- 小学校の時の話
- 中学校の時の話
- 高校の時の話
- 大学の時の話
- 会社での話
その時々で色々あると思います。その中で、自分にとって「鉄板」の面白い話をしてみましょう(当然、ある程度下準備はしておいて下さい)
私の場合、高校時代陸上部に所属していたのですが、友人のイケメンには女子からの声援があるのに、自分の時は全く女子からの声援はなく、男からの野太い声援しかなかった
という話を真顔ですることで笑いをとっていました。
しかも、一度こういう話をすれば相手からは
- コイツとは女の子の話ができる
- そういう例ならアメリカでもあるぞ
- 日本で女の子にモテる部活はなんだ?
と色々と次に相手が話を「広げることができる」ネタが提供できるようになるからです。
中学校の時はワイもモテモテやったんや(自称)
笑い話ができるといいことばかり
欧米の文化では「ジョークが言えて一人前」という暗黙のルールに近いものがあります。*1
- ちょっとした厳しい状況のとき
- あまりにも話題が真面目すぎるとき
- 嫌なことがあったとき
こういった時に、面白くユーモアを含めて言うことでネイテイブを笑わせることができれば、ネイテイブとの関係も急激に近くなるはずです。
アッハッハッハ!麦茶だこれ!
まとめ
今回は、「少し真面目すぎる」と思われている日本人のイメージ像から脱却すべく、どんな話題でネイテイブを笑わせられるのか?という話を紹介しました。
お固い話もいいですが、是非砕けた下世話な話もトライしてみてください。因みにシモネタは万国共通ですが、使いすぎに気をつけてくださいね!
*1:ジョークが言えないと人間関係が築けない、という意味ではありません