苦労せず英会話を上達させるために必要な知っておきたい4つのコト
- どうせ一週間もしないうちに買った英語の参考書は読まなくなる
- 今年も途中で英会話は挫折する
あけましておめでとうございます!英会話イメージリンク習得法の今井です。冒頭でさっそくみなさんの未来を予想してみました(笑)昨年の英会話の学習成果はどうだったでしょうか?
- 途中で挫折した
- やろうと思っていたが結局何もしなかった
だから「今年こそは!」と心を改めて頑張ろうと思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、英会話を「楽しいもの」と感じ、苦労せず上達するようになるために知っておいて欲しいことを4つお伝えしたいと思います。どれも英会話の心構えとしては大切なので、是非参考にしてみてください。
まだ自分をいじめて楽しんでるの?ドM?
できなかったことは忘れて、自分をなにがなんでもプラスに評価する
日本人は・・・というと誤解がありますが、自分を過小評価する方が多いように感じます。実際に私が大学で担当した生徒さんも、自分ができなかったことをずっと後悔していることがよくありました。
「できなかった」という視点から評価するのではなく、なにがなんでもよかったところを見つけて「できた」という視点から評価するようにしましょう。
今井の場合
私自身、浪人していたときは
- アイツは現役で受かったのに俺ときたら・・・。
- だから俺はアイツに比べて成績が伸びないんだ。
と、自分のあら探しをして自分殴りをしょっ中していました。
しかし大学に入って「自分で自分を殴るのはおかしいよな。何の得にもならん。」と気づき、とにかく常に「今の自分を基準にして」
- これ言えた、やったね!
- これは言えなかった、でも言えないことがわかった!
そんな感じでマイペースに常にプラス評価して楽しくやっていました。そのおかげで、英会話学習には「楽しい思い出」しかありません。
そろそろ後悔という名目の自分殴りをやめませんか?

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
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ふと気が乗ったときに英語のことを考えてみる
日常に英語を少しだけ組み込む
英語は我々日本人にとって完全に「異分子」なので、勉強しようとすると「拒否反応」を起こしてしまうのは当然です。
「拒否反応」を起こさないようにするには、自分の生活に少しずつ「英語」を溶けこませていき、英語について考えることに違和感を抱かないようにすることです。
一度生活に溶けこませると、「英語のことを考えている」と感じなくなるので本当に楽です。一旦英語をとりこむといちいち「よし、英語やるか」と気合を入れなおさなくてすみます。
日常のふとした瞬間に
「これって英語でなんて言うんだろう?」
まずはそう考えるだけでOKです。これをちょっとずつでもこなせるようになればしめたものです。
今井の場合
英会話を始めた時は、友人のネイティブとの会話であっても「もう英語は飽きた・・・。あいつ日本語ペラペラにならないかな。そうすれば自分は英語を話さなくて済むし。」なんて思うことがよくありました。
それをなんとかするためには英語に慣れるしかない!そう考えて日常のふとした瞬間に「これって英語でなんて言うのかな?」と考えていました。それでも10秒間程度です。
これも「毎日必ずやる」と決めてやっていたわけではなく、あくまで自分の気が向いたときだけです。丸一週間英語のことを考えない、なんてこともよくありました。ですが、繰り返していくうちに段々と英語に対する「異物感」が消えていき、今は日常に英語があっても殆ど気にならなくなりました。
英会話でペラペラなんて目指すな!
英会話ができる人を見ても見なかったことにする
身近なところやインターネットなどで「英会話ができる人」を見ると、
- あんな風になるにはどれぐらい時間を掛ければいいんだろう
- あれぐらい話せたら英会話で苦労はしないだろうし、人生バラ色だろうな
こんなことを考えてしまって、やる気が萎えませんか?
私が大学で担当した生徒さんからも「英会話はできるようになりたいけれど、英会話ができる人を見ると『自分はそこまで努力できない。』という気持ちになってしまい、理想と現実のモチベーションのギャップで苦しんでいる。」という意見をよく聞きました。
英会話は競争ではないので、自分のモチベーションの妨げになるようならば一旦「英会話ができる人たち」のことは忘れてしまい、自分のことにだけ焦点を合わせてみましょう。
今井の場合
映画やドラマの主人公が、すごい人を見て「よし!俺もあんな風になるぞ!」と意気込むシーンがありますが、少なくとも私の場合は自分よりも遥か彼方にいる人を見てしまうと、そこに到達するまでの努力を想像させられて、やる気が出るどころか気分が萎えてしまいました(怠け者なので・・・。)。
そこで私はこのようなすごい人たちのことは忘れて、自分ができることだけを考えるようしていました。
やる気はなくていい。むしろモチベーションは下げろ!
テンションが低いときに目標を設定する
新年になると、「英会話(だけではないですが)を頑張るぞ!」「今年こそは英語をペラペラ話せるようになるんだ!」という気持ちになります。
しかし、普段の生活や仕事に追われているとそんな目標を忘れてしまう、という経験を皆さんは毎年されていると思います(笑)
それだけならいいのですが、目標を立ててしまったが故に、目標を達成できなかった時に後味の悪い思いをすることもありますよね?そこで私がお勧めしたいのは「テンションが低い時に目標を設定する」ということです。
テンションが低いときは「やる気が無い」ので、そういった時に思いつく「できそうなこと」はとても現実的です。是非、面倒くさくてやる気が無い時に目標を設定してみてください。
今井の場合
英会話はそんなに好きでもないし、そもそも高い目標を設定することが嫌いだったので、英会話では「一週間に一回ぐらいは英語の存在を『思い出す』」という最低限のスタンスを取っていました。
この方法だと必要以上に自分を責めなくて済むからです(笑)。
余談ですが、「受験」という、ある意味人生を大きく左右するイベントを控える受験生ですら、一年間モチベーションを維持することはできません。
まずはモチベーションをローギアに入れましょう。
まとめ
英会話では「単語力」「文法力」「リスニング」「発音」など技術的な話に意識が向きがちです。もちろんこれらも大切ですが、それよりも英会話を「楽しむ」ことができるようになれば、必要な事は後からついてきます。
そこで今回は、英会話を楽しむために必要な心構えについてお話ししました。
少しでも皆様の2015年の英会話学習の役に立てれば、と思います。