英語イメージリンク編集部

『英語イメージリンク』のサブブログ。記事制作のこぼれ話や裏話などメインサイトで扱えないことをアップしていきます。

『スピーキング編』20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらって、その感想をインタビューしてきました #2

中学の時に英語は挫折した。でも自分の夢の実現のためになんとか英会話をマスターしたい!

そんながんばる知人を高みの見物したい。そんな風にちょっと思っている英会話イメージリンク編集部の今井です。こんにちは。

前回にひき続き、20年以上英会話から離れていた英会話は超初心者(本人談)の飯田さんが『英会話エクスプレス ほのぼの家族Ⅰ』をモニターし、どういう変化があったのか?インタビューを行いました。今回は『スピーキング』編です。

飯田さんの発見は英会話をこれからはじめようとされている方、最近はじめた、という方にはすごく役に立つ内容となっていますので、是非参考にしてみて下さい。

前回のブログはこちら

20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらった感想をインタビューしてきました #1 - 英会話イメージリンク編集部

学生時代英語が苦手だったから・・・という理由で英会話を敬遠する方は多くいますが、ほとんど関係ありません。ぜひこの記事を読んで英会話にトライしてみてください!

2015/05/26 20:14

飯田:前回のブログ読んだけどさ、自分がすごい英会話できる人っていう感じで偉そうに語ってて嫌なんだけど(笑)。しかも標準語になってるし!*1

今井:そうですか。それでは今回は飯田さんは今回のモニターを通じてわかったスピーキングのことをお聞きしたいと思います。

飯田:ちょっと(笑)。当たり前といえば当たり前なんだけど、スピーキングとリスニングはやっぱり違うモノなんだなぁって改めて思ったよ。今回の教材を通してある程度聞き取れるようになったけど、当然話せる様になったわけではないからね(笑)。

今井:それでは飯田さんが「スピーキング」についてわかったこと、気付いたことを教えてもらえませんか?

飯田:今回「スピーキング」について

  • 名詞を知らないのはキツい
  • イメージとつなげるとショートカットできる
  • 自分のレベルに合わせる

このあたりを特に実感するようになったかな。

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英会話エクスプレス ほのぼの家族Ⅰ

名詞を知らないと英会話はキツい!でも単語集はいらない!?

今井:それでは「名詞を知らないのはキツい」というところから説明してもらえませんか?

飯田:実は最近英会話教室に通い始めてね。英語が話せる日本人講師が先生なんだけど名詞が出てこないと会話が進まない進まない(笑)

語彙力はもともと増やさなきゃなーってのは思ってたんだけど、いざ英会話をするとそれがどんどんあぶり出される。あれも言えないこれも言えないってね。

「思う」から「痛感」に変わったよ。

今井:英会話あるあるですね。日本語では言えるのにコンチクショウってなりますよね(笑)では、飯田さんの名詞対策法を教えて頂けませんか?

自分の興味のある分野に関連する英単語「だけ」覚える

飯田:自分はシステマ*2関係しない単語は覚えたくないってはっきり英会話講師の方に伝えた。あれも、これも、ではなくてシステマ「だけ」。

DVDを見せたり、システマの本を見せたりして講師の方にも雰囲気掴んでもらって、それに関することだけやろうぜって感じ。

今井:なるほど。飯田さん的にオシャレなカフェでの英会話は必要ないと(笑)

飯田:そんなことは言ってないけどね(笑)。いつか必要かもしれないけど、それは「今は」自分が英会話を習いたいモチベーションにつながらないから。

だから君が「目の前の学習書に飛びつく前に、自分がどういう状況で使いたいのか具体的にはっきりさせた方がいい」と言ってくれたのはすごくよくわかったよ。そうしないと目の前に出てきたものを片っ端から覚えることになるからね。

ある程度英単語も自分で選り好みしないと

今井:似たような話を友人にしたことがあります。最初は「なんだコイツ」って顔されましたけど(笑)

飯田:そうだねぇ~、目標がハッキリしてたらそれに関係する英単語だけ覚えればいいからさ。そうでないと英単語が無限に出てくるように感じられちゃうわけだし、いずれは挫折しちゃうと思う。だから、単語集も片っ端から全部覚えようとするんじゃなくて自分の思い描く状況や興味あることで使えるかどうかそういう視点で判断して覚えればいいんじゃないかな

今井:英会話の最初はそれだけでいいと思うんですよね。自分の興味のあるごくごく小さい範囲から。そこから段々、範囲を広げていけば徐々に名詞は覚えていけるはず。

受験英語と違うのは、向こうが用意したものではなく、ある程度自分で選択できる自由があるってことだと思うんですよ。バイキングに来たのにどうして自分の興味ないものばかり食べてるの?自分が好きなの選びなよ、みたいな。

飯田:自分の目標が具体的でないと、このあたりは想像しにくいかもね。向こうが用意してくれたものを食べさせられる一方になると思う。自分も君に言われるまではそうだったし

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選べることが大切

英単語はイメージと繋げると簡単に覚えられる

今井:さて、次は編集部としてもオススメしている「英単語をイメージとして繋げる」を発見の1つに挙げて頂いているわけですが・・・

飯田:これね、日本語で考えると当たり前なんだよね~。

今井:というと?

飯田:日本語の単語だって結局はイメージで覚えてるよね。例えば「飛ぶ」「走る」「しゃがむ」を説明しろって言われたら、まずその動作のイメージをして説明するし。人によって説明が違うのは、そのイメージが微妙に異なるからだと思うんだ。

だから英単語もイメージで覚えればいい、と。ただ日本語訳に頼っちゃうとそこのあたりがあいまいになるよね。

今井:なるほど。それでは飯田さん的な英単語をイメージで理解するってどんな感じですか?

飯田:「使われた状況」とかで理解してる。でも、英単語によっては全くわからないものもあるから日本語訳も当然使うよ。だってまだ自分は初心者だし!ただ、今回のモニターを通じてわかったのは日本語訳はあくまでも補助輪だよ、ということ。

自転車に乗れなかったら、つまり英単語が全くわからなかったら、仕方なく日本語という補助輪を使う。補助輪はいつか外すものだから、日本語訳を使っている時はあくまで「自分は補助輪を使っている」という意識を持つことだね。

今井:つまりいつかは補助輪は外すぞ、という気持ちでいる・・・と。

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言葉と言葉、ではなくイメージとして繋げる

英会話は無理せず、自分のできる範囲で

今井:さて、次は英会話は自分のできる範囲で・・・ということですが、これはどういうことですか?

飯田:これはね、実際に英会話講師と会話してみたり、君がネイティブと会話してるのを傍からみてわかったことなんだけど、圧倒的に実力が違う。

でもね、悲しいかな君や英会話講師の真似をしようと思っちゃうんだよ。

今井:上から目線の言い方になっちゃいますが、自分よりも実力がある人の真似をするっていうのは普通ではないですか?

飯田:例えは悪いけどさ、自分の英会話力を幼稚園児だとすると、君は大学生、英会話講師は社会人並の差があると思うんだよ。

君らの単語力とかスピーキングを真似しようったって自分には話せる「限界」が現実問題としてある。自転車にも乗れないよちよちのボーヤがF1レーサーとしてレースにでろってのは無理な話ですわ。幼稚園児は幼稚園児なりの話し方がある

今井:自分が幼稚園児だ、と思っていたらいつまでたっても進歩できないのでは?という失礼な心配をしてしまうんですがそこのあたり飯田さんはどう考えられていますか?

飯田:なんじ己をしれ、ではないけど自分の実力をきちんと知って、自分の実力の範囲でがんばる。君や英会話講師のレベルは「いつか」なりたいという道標、目標だよね。

英会話をマスターするのは山の頂上だとするじゃない。その山頂を目指すわけだけど、その途中の何合目かには君や英語講師がいる。君らのことは「たまには」見るわけだけど、そっちばかり見てたら足元をすくわれる。現実には自分がなんとかしなければいけない足元の岩場があるわけだから。

それを自分のできる範囲でがんばりつつ、たまに君らの方を見て「ああこっちの登山ルートで正しいんだな」って確認する。たまに確認しないと気づいたら獣道に入っててにっちもさっちもいかなくなる、なんてことはありうる話だからね(笑)

今井:なるほど。まずは現実的なところから始める、と

飯田:そうそう。でも偉そうなこと言ってるけど自分もまだ駆け出しもいいとこだからね。このブログ読んで「飯田って人は英語ができるらしい」と思われたら困る(笑)。そこのところは自分のブログで言ってるからいいと思うんだけど。

今井:このあたりは文章の限界・・・というか編集部としての実力の限界なので申し訳ないです。それでは、ありがとうございました。次回は「リスニング」ですね。宜しくお願いします。

飯田:こちらこそよろしくね

*1:飯田さんはバリバリの関西人です

*2:飯田さんは海外の武術「システマ」を勉強するために英会話を勉強しています

20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらって、その感想をインタビューしてきました #1

中学の時に英語は挫折した。でも自分の夢の実現のためになんとか英会話をマスターしたい! 

編集部の今井の知人(飯田さん)に、現在制作中の英会話教材『英会話エクスプレス ほのぼの家族Ⅰ』*1を一ヶ月試していただきました。

今井が飯田さんに「一ヶ月間続けた結果、どんな成果があったのか?どんなことがわかったのか?」とインタビューをしていくうちに、これから英会話をはじめる方や、いま英会話を勉強している方の参考になりそうなことがたくさん出てきたので、その内容を書き起こしてみました。今回は書き起こし第一弾です。

 一ヶ月、毎日英語をやってみてどうでした?

今井 まずは一ヶ月の英会話学習、お疲れ様でした!仕事をしながら、ウチの英会話教材を使って勉強するだけでなく、ブログに感想も投稿していただくのは、とても大変だったと思います。

※編集部注:今回試していただいた飯田さんのブログは以下。「トロントへの道」というタイトルがついている記事が、英会話エクスプレスの学習記事です。

飯田 この教材のストーリー、ネイティブの持つ英語の感覚の解説よかったよ。解説を読んでネイティブの感覚を理解して、自分の持つギャップを埋めるのは案外楽しかったから、実はそこまでキツくなかったかな。

今井 え、そうなんですか?でも楽しかったと言って頂けると編集部としても嬉しい限りです。それでは、飯田さんの英語遍歴を教えて頂けますか?

飯田 中学1年の1学期で挫折して、社会人になっても英語は使わなかったから20年以上英語から離れてたかな。だからthis is a penぐらいしか言えなかったんだよ(笑)。

今井 なるほど(笑)。それではどうして英会話をはじめようと思ったんですか?飯田さんの英語遍歴を聞く限り大きな転機があったようですが。

飯田 僕は「システマ」というロシア武術をやっているんだけど、外国人インストラクターとコミュニケーションとりたいと思ったからだね。ロシアの武術とは言え、英語が共通語だから本格的に上達するには英語は必要なんだよね。

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今井 なんとなく英会話を勉強したい、と思ってはじめたわけではないと。

飯田 そうそう。だから今回は「インストラクターとコミュニケーションを取りたい」っていう、はっきりとした軸(目標)があったので、勉強中もこのフレーズや英単語は自分の目標に使えるのだろうかという基準で考えられたから良かったよ。

一ヶ月間、学習して効果はありましたか?

今井 今回の英会話学習を通じて、飯田さんご自身が英語に関してできるようになった、わかったという変化は何かありますか?これから英会話をはじめようという方には一番気になる部分だと思います。

飯田 細かい点を入れると幾つかあるんだけど

  • 英語を見ても拒否反応しなくなった
  • リスニングができるようになった
  • 英会話はコミュニケーションという実感

この3つがあるかな。

英語そのものに拒否反応が出なくなった

今井 順番をおって飯田さんの成果を説明して頂けませんか?

飯田 まず英語そのものに拒否反応が出なくなったよね。以前は「うわっ英語だ。めんどくさい」って思ってたんだけど、英語が生活の一部になったから英語を見るのが苦痛じゃなくなった。これは相当大きいよ。英語が生活の一部になったら勉強をするっていう意識もなくなるしね。

実はこのモニターの前にも色々学習書は試してみたけど、全部途中で投げ出しちゃったんだよね。

今井 それは大きいですね!やっぱり「勉強しなきゃ」って思うと、しんどいですからね。歯磨きの様に生活の一部として習慣化してしまうと楽なんだと思います。

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英会話エクスプレス「ほのぼの家族Ⅰ」
(他のシナリオは制作中です)

どうやって英語を投げ出さず習慣化したのですか?

今井 飯田さんは今まで教材を最後までやり遂げられなかった、と言われていましたがそういう方はかなり多いと思います。そこはどう克服されましたか?

 飯田 冒頭でも言ったけど、解説にあるネイティブセンスを楽しいと思えたのは大きかったよ。君が僕のブログを監視してたのは知ってたけど、それよりもネイティブセンスの解説がなかったら挫折してたと思う(笑)

でも、そうでない人もいると思うので、そこは自分と関連づけて楽しいって思えるものを見つけられたら長続きすると思うよ。これは個人の努力だけど絶対誰でも興味のある分野はあると思う。

あと、最初はあまりがんばらなかったのも続けられた理由かな。

最初は一日数分の英会話学習でOK

今井 最初は一日どれぐらいやったんですか?

飯田 はっきりとは覚えてないけど、10~15分とかそれぐらい。君が最初はがんばらなくていい、できる範囲でいいって言うから信じられなかったけど従ったよ(笑)でも、それが今思うとよかったかな。最初はやっぱりがんばっちゃうもんだけど、それだとしんどいもんね。

数分で終わらせちゃう時もあったよ。でもそれを許容することができると、ずっと学習が楽になる。長時間は社会人には無理だよね(笑)

リスニングができるようになってきた

今井 それでは次のリスニングですが実際の変化として例を挙げてもらえますか?

飯田 システマの解説DVDだね。映像に合わせて英語で解説してくれるんだけど、今は解説の一部の英単語を聞き取ったり、解説のナレーションの「出だし」ぐらいはわかるようになったよ。

結果として解説の大まかな内容はわかるようになった。これがはっきりとわかる「変化」の1つだね。この教材を使う前は単語も聞き取れないから、何の解説してるか検討もつかなかった。映像だけだよね。

今井 なるほど・・・一つでも単語が聞き取れたら、それが話の内容を理解するためのとっかかりになりますからね。

「英会話はコミュニケーション」でもそれって当たり前じゃない!?

今井 では最後に、英会話がコミュニケーションだとわかるようになった、というのを教えて頂けますか?そんなの当たり前だろって思っちゃうんですが(笑)

飯田 学習書やってても英会話はコミュニケーションというのが実感できなかったんだよ。会話で蚊帳の外にいる感覚というのか、血が通っていないというといいのかな。

料理のレシピ本を読んでもそれだと実感わかないよね。実際につくるところを想像してみたり、つくってみたりしてはじめて色々わかると言うかさ。レシピ通りにやらなくても大丈夫だ、とかやっぱレシピ通りにやらないとダメだ、とか。

このあたりは今回の英会話学習を通して、結構リアルに想像できて「あ、やっぱり英会話ってコミュニケーションなんだ」そう思えるようになったのよ。

今井 「英会話はコミュニケーションだ」というのはその通りですが、それを実感しているかどうかで大きく違いますよね。

飯田 自分はまだ英会話の経験は少ないけど、これを実感しておくのとおかないのとだと今後大きく違うのかな、という確信はあるね。

今井 なるほど。今回はありがとうございました。次は飯田さんが気づかれたことパート2、ということで宜しくお願いします。

飯田 ありがとうございました。

追記

今井 当編集部が制作している英会話教材「英会話エクスプレス」の宣伝のようになってしまいましたが、そこは一旦差し引いて、英会話学習に役立つ部分を取っていただければと思います。

*1:英会話エクスプレスシリーズは現在制作中で、今秋頃の販売を予定しております

意外に奥が深い!thisとthatのニュアンスの違い

thisというと「これ」、thatというと「あれ」。こんなイメージや日本語訳をで理解している方は結構いませんか?

こんにちは、英会話イメージリンク編集部の今井です。

最近、理解できていると思っていたthisとthatのイメージがネイティブと根本的に少し違ったという経験をしました。

thisとthatというと比較的簡単な単語なので大体わかっている、とみなさんも思われるかもしれません。

しかし、思った以上にthisとthatは奥が深かった!!

そこで私は元々持っていたthatのイメージを修正し、新しいイメージにつくりかえました。*1

今回は、英単語のイメージが違っていた時に修正する方法についてthisとthatの例を使って説明します。

thisとthatの新しい発見になると思いますし、実際の英会話の場でどうやって英単語のイメージを理解するのか、というヒントになると思います。

目の前のものに対してthatを使うの?

ことの発端はネイティブが目隠しをして、私が差し出したものを触って当てる、というゲームをしていた時のことです。

私は友人に手元にあったゴム製の人形を触らせて「これなーんだ?」と聞いたのですが、彼はゴム人形を触って

What is that !?

と言ったのです。

最初は自分の勘違いかな?と思って他のもので試してみたのですが、その度に彼は

What is that!?

というので、これはもしかして自分のthatのイメージは少し違うのでは?とかんがえるようになりました。

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結構自信あったのになぁ・・・

thatは「遠くのもの」、thisは「近くのもの」

私の理解ではthatのイメージは手が届かない距離、thisのイメージは手が届く距離というものでした。

例えば、あるモノが何かわかないので聞きたいとき、手が届かない距離にあったら「what is that?」、手が届く距離にあったら「what is this ?」こんな感じで使います。

 

実際にその確信を得るために、ネイティブが話すthisとthatに注目していた時期がありましたが、ほぼ例外なくイメージ通りthisとthatを使っていました。*2

しかし、彼は少なくとも「目の前に」にあるものに対してthat を使ったのです。

そのことから私が持っていたthatのイメージと、ネイティブのthatは異なるということがわかりました。

 

仮説をたてる

目隠しをしているとはいえ、目の前のわからないモノに対してthatを使うということは、thatは物理的な距離感だけではなく

精神的な距離感もカバーするのでは、という仮説をたてました。

「わからない」ので「心理的に離れている」とネイティブは感じるので「that」を使う。そう考えると辻褄があいます。

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もしかしてこういうこと?英会話では自分で予想することも大切です

自分の中に落としこんで確認する

thatは精神的に距離感を感じる場合も使える、という考えは日本語を勉強中のネイティブが目の前にある「わからないもの」を掴んで「あれ何?」と日本語で言っていたのがヒントになっています。

案外簡単だ、と思っていた思っていたthisとthatもこういった感覚の違いがあったようです。

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英単語は日本語でかっちりとこれ!と覚えるのではなく、なんとなく雲のようなふわふわしたイメージで

まとめ

今回は実際に私が持っていたthatのイメージを実例を基に「修正」した例を紹介しました。

日本語でも単語のイメージは人それぞれ異なると同様、英単語のイメージも人によって異なります。英単語に対し日本語訳をあてて「かっちり」とさせて「これ!」と決めてしまうと、こういう例外が出てきたときに日本語訳では対処できなくなる、という問題点があります。

しかし、この英単語は大体こんなイメージ、というふわふわした形で捉えていると詰、間違って覚えていた時も簡単に修正が聞きます。

これだ!という答えがないといえばないので、不安になるかもしれませんが語学はそんなもの、と思ってやってみるのもいいかもしれません。

*1:英会話イメージリンク編集部では英単語は日本語訳ではなく、イメージで捉えることを推奨しています

*2:日本人でも「これ」と「あれ」の使い方が異なると同様、ネイティブでも違うことはあります

来いよネイティブ!コマンドーの名台詞でポンッと英会話

  • 来いよネイティブ、英語なんか捨ててかかって来い!!
  • 英会話を学びたかったらこのブログを読め、OK?
  • こんなの英会話の勉強じゃないわ、ただのコマンドー語録よ!

英会話はお好き?結構、では当ブログを読めばますます気になりますよ。英会話学習のニュースタイルです。

こんにちは、コマンドー大好き英会話イメージリンク編集部の今井です。みなさんコマンドーは好きですか?お好きですよね。

大学時代、研究室にいたネイティブ*1との間で吹き替え版コマンドーのセリフを英訳したセリフが流行ったことがあります。

英訳したものをそのまま使ったり、状況によっては部分的に変えてみたり。会話としてもコマンドーのセリフを使うことはかなり楽しめました。*2

今回はコマンドーの中でも特に自分が気にいっていていて、ネイティブと日常会話で実際に使っていたものを紹介します。

是非英会話でポンッコマンドー語を使ってみてください。

相手が筋肉モリモリマッチョマンの変態だったとき

筋肉モリモリマッチョマンの変態だ!

Very muscular,some kind of perverted macho man!

実際に使ってみた

ネイティブ:そういえば、うちの研究室に新しくきた先生に会ってきたよ

今井:へえ。どんな人だった?

ネイティブ:筋肉モリモリマッチョマンの変態だった・・・

Native:By the way, I met the new professor for our lab!

Imai:I see. What is he like?

Native:Very muscular some kind of perverted macho man...

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相手をウソで驚かせたいとき

あれはウソだ

that was a lie.

実際に使ってみた

ネイティブ:おい、昨日の授業お前に代筆頼んだよな?今日先生に出席してなかっただろって言われたんだけど

今井:おまえの出席のシートに丸をつけるって言ったな?あれはウソだ

Native: Hey, didn’t I ask you to sign in for me for yesterday’s lecture? The professor just told me today that I wasn’t there.

Imai: Oh yeah, I said I would check in for you on the attendance sheet. Yeah, that was a lie.

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トリックを使って相手を欺いたとき

残念だったなぁ、トリックだよ

So unfortunate, that was a trick

実際に使ってみた

ネイティブ:おい!お前俺の机でなにやってんだ!

今井:うわっ!お前数学の授業じゃなかったっけ!?

ネイティブ:残念だったな、トリックだよ

Native: Hey! What are you doing at my desk!?

Imai: Oops! Weren’t you in math class?

Native: So unfortunate, that was a trick!


【『コマンドー』製作30周年記念】ベネット役 ヴァーノン・ウェルズ 日本のファンへのメッセージ - YouTube

 まとめ

コマンドー英会話、どうでしたか?英会話というと真面目な内容をイメージしてしまいますが、こういうしょうもないことでも結構勉強できることがあります。

私自身、英会話は楽しんでナンボというポリシーを持っていたので自分にとって楽しいと思えることをネタに使っていました。

こんな形でも英会話は勉強できるし、楽しめるということで是非参考にしてほしいと思います。

*1:このネイティブは日本語がわかります

*2:オリジナルの英語と伝説の日本語吹き替えは結構違います

パンツの食い込みが自分の英語力を無限に加速させた話

元の英語と日本語訳を比較すると、自分の知っている日本語とニュアンスが一致しないので不自然に感じたり、混乱してしまう

英語に触れているとそんな風になることってありませんか?こんにちは、英会話イメージリンク編集部の今井です。

例えば

しっかり持っていろ!

Hold it tight! 

と訳されますが、自分の知っている「持っている」は「have」なので

Have it tight!

じゃダメなのか?

英会話をはじめた頃、私はしょっちゅう自分の知っている日本語訳と元の英語とのギャップに対しこんな様なことを疑問に思っていました。

日本語訳もわかる。元の英語も、なんとなくわかる。

でも、日本語訳と元の英語をきちんと対応させようとするとうまくいかず、逆にわからなくなる・・・

この英語と日本語訳のギャップはかなりの間悩みの種だったのですが、あることをキッカケにその悩みはきれいさっぱりなくなり、それ以降はネイティブのセンスをうまく自分の中に取り込んで理解できる様になりました。

今回は、そのキッカケを紹介したいと思います。

「パンツの食い込み」が英語力を加速させた

冒頭でも少し触れたように、私は英語を一度日本語に訳して理解していたので、必ず英語と日本語を対応させて理解する必要がありました。

ですが、とある英単語を知ったことがきっかけとなり英語と日本語を対応させて理解することに疑問を持ったのです。

そのきっかけとなった英単語は”wedgie”です。

これはパンツがお尻の谷間に食い込んでいる状態を表す英単語なんですが、それに該当する「適切な」日本語が存在しないんですよね。*1

この英単語の意味を知った時に”wedgie”の持つニュアンスと日本語のニュアンスがどうしても一致させられなかったので、

「こんなん日本語に訳せん」と思ったと同時に「他の英単語もそれっぽい日本語訳があるだけで実はニュアンスにズレがあるのでは」と考えなおす様になったのです。

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精神を加速させろ!

日本語と英語は水と油

“”wedgie”のおかげで日本語と英語のニュアンスはちゃんと一致しているわけではない、と気づいたわけですが、それでもこの考え方に慣れない間はクセで何回も英語と日本語訳を対応させていました。

そこで私は解決策として、機会があるごとに「日本語と英語は水と油だ」と思うようにすることにしました。

英語と日本語は混ざること(=ニュアンスが一致する)は殆どない、それが当たり前

無理やり日本語で英語を理解しようとするのではなく、そういう考えを自然に身に付けることで、英語と自分の考える日本語のニュアンスがズレていても悩まないようにしたのです。

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ドレッシングも油と水なので基本的には混ざりません

英語はそういう表現なんだ、と思うことにする

英語と日本語訳のニュアンスは一致しない、という考えに慣れてくると聞き慣れない英語が出てきても「日本語でこれはどういうニュアンスなんだろう」と考えたり、「英語と日本語訳のニュアンスが一致しない」と悩むことが徐々になくなり、単純に

こういう場面ではこういう言い方をするのか

と思うだけになりました。

例えば、

あとどれぐらいで(仕事に)でかける?

How much time do you have before you leave for work?

ですが、これを素直に自分が知っている「have」と日本語訳を対応させようとすると

How much time do you have before you leave for work?

(仕事にでかける前に)どれぐらい時間を”持って”いますか?

となり、日本語とニュアンスがうまく一致せず悩む原因になってしまいます

ですが、そもそも日本語と英語は「水と油」なのでそいういうものだ、と思うようにするあれこれ考えず

どれぐらい時間があるか聞くときは英語でこういう言い方をするのか

と、ただ出てきた英語を「そういうものか」と思うだけのシンプルな反応になります。

まとめ

英語を必要以上に「日本語」を使って理解しようとすると、そのニュアンスのギャップに悩むことになります。

「英語は英語のままで理解する」この考え方は最初こそ違和感があると思いますが、慣れてくると逆に日本語で英語を理解するのは複雑な作業だということがわかってくるので、楽して英語を理解できるようになるはずです。

ぜひ試してみて下さい。

 

*1:説明はできますが、正確に一言で表すのは無理でしょう。せいぜい「食い込み」ぐらいです。因みにですが、日本語のパンツ(下着)に当たる英単語は"under wear"です・・・

ネイテイブの様な正しい発音ってそこまで必要ある?

ネイティブの様に正しい発音で英語を話したい

ハリウッド映画に憧れていた私はこんな夢を持っていました。英会話イメージリンク編集部の今井です、こんにちは。

私の夢はさておき、「ネイティブの様に正しい発音で英語を話す」というのはある意味で日本人の永遠のテーマの様になっている感もあります。そういうこともあってか

  • 発音は幼児期から教育しないとだめ
  • 日本人の発音は海外では通じない

などネガティブというか、半分脅迫のめいた話をよく聞きますよね。これらの真偽のほどはさておき、あまり深く考えないとなんとなくスルーしてしまう「正しい発音」って一体全体なんなのでしょうか?

そこで今回は、「正しい発音」ってなに?というところからはじまり、楽して英会話に使える発音を身に付ける方法を紹介します。

肩の力を抜いて、さっと読み流してもらえればと思います。

ネイティブの正しい発音と言う怪しげなモノ

「正しい発音」というものを意識しすぎてしまうがゆえに、いつまでたっても達成感を感じることができず、ついには英会話そのものを挫折してしまう

ということは日本人の方なら多少の経験はあると思います。

本ブログでも何回か取り上げていますが、英語を母国語とする国でもそれぞれ発音が異なります。

私自身、英語を母国語とする色んな国の方と話をしましたが、同じ単語であっても全く発音が違うこともあり最初はどれを参考にするべきかかなり戸惑いました。

例えば、日本語にも浸透している"vitamin(ビタミン)"ですが、

  • アメリカ英語:ヴァイタミン
  • イギリス英語:ヴィタミン

こんな感じに聞こえます。日本人の使う"ビタミン"はイギリス英語の発音に近いのですが、アメリカ英語の方が出くわす頻度は多く、最初は面食らうはずです。*1

さて、ここで「正しい発音」というのはなんだろう?と考えてみるとどうでしょうか。

・・・答えがでないのではないでしょうか。

結局のところ、「これだ!」という正しい発音というのは実は存在しない、と考えるのがしっくりくるのではないかと思います。

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 アハハ発音アハハ

正しい発音より、自分なりにできる発音

「これという正しい発音は存在しない」

そう言われてしまうと、何を目指せばいいんだ?と思ってしまうと思います。

英会話イメージリンク編集部では「ネイティブの様な発音」ではなく、「自分なりにできる発音」というものを目指すことを推奨しています。

「ネイティブの様な発音」という途方も無く、あいまいな目標をつくることで苦しむよりさっさと「自分なりにできる発音でいいんだ」と割りきってしまおうぜ、というわけです。 

その方がずっと気持ち的に楽になるはずですし、無理なくチャレンジできる様になると思います。 

今の自分が「無理なくできる」範囲で発音の練習をすれば、何時かは「聞き取りやすい」発音になるはずです。

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ネイティブを意識しなくていいのか!

自分が言いやすい発音からモノにする

ネイティブの発音なんて目指さず、自分ができる発音からでいいんだ!

なんて偉そうなことを言っていますが、私自身も英会話をはじめたころは御多分にもれず「ネイティブの発音」を目指していました。

それでも何回か英会話の経験を踏んでいくうちに「自分にとって言いやすい発音からでいいや」と思うようになり、そこからはむしろ肩の荷が下りて英会話学習がうまくいくようになりました。

もともと私が超のつく怠け者だった、ということもありますが国の違うネイティブの同士の発音の違いを聞いていくうちに「ネイティブの正しい発音」というものに疑問を覚えたからです。

今井の実践例

自分がうまく発音できない英単語が出てきても「無視」して逆に言えそうな英単語だけ選り好みして使って(口に出して)いました。

できないからこそ練習してネイティブの発音に近づけよう、という考えは全くなく数回言ってみて「あ、この英単語自分には発音できんわ」と感じたら割りきってさっさと切り捨てていました。

できないところに、伸びしろがある

といいますが、私は「そんな面倒なことはしたくないんです」の一点張りでした*2

その甲斐もあって、「発音がうまくできなかった」といちいち落ち込むこともなく、むしろ自分が言える英単語をどんどん使うことで自信をつけていきました。

不思議なことに、自分が発音できる英単語をブラッシュアップしていくと以前はうまく発音できなかった英単語も徐々に言えるようになっていきました。

このあたりから、なんとなく「ネイテイブの感覚」というものがわかってきていたのかもしれません。

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 まとめ

今回は、英語の発音について取り上げました。

巷では「ネイテイブの様な発音」でないと英会話は通じない

という誤解を与える様な記述をよくみますが、実際に「これが正しい」という発音はありません。

むしろ「ネイテイブの様な発音にならなくては」と思い込むあまり逆にモチベーションが下がる方が多いので今回はもっと肩の力抜こうぜ

という意味で英語の発音について紹介しました。

 

*1:日本の英語の参考書の大半はアメリカ英語です

*2:ただし、諦めるのではなく「何時か」は言えるようになるという心づもりではいました

英会話学習が長続きしない人に抜けている『3つの理由』

俺の教えをしっかり守れば英会話話せるようになるで。

我流でやるのもええけど、英会話をマスターした人のアドバイスを一度ぐらい聞いてみたらどうや?自分らはいつも我流でやるから挫折するんやで。

 

こんにちは、英会話イメージリンク編集部のブラックイマーイです。*1

さて、新年度や新学期が始まる季節ですが、これを期に英会話学習を始めようと考えている人も多いのではないでしょうか。でも、長続きしない人が大半です。

どうして英会話学習って長続きしないのでしょうか。実は次の3点ができていないから長続きしないんです。

  • 英語を自分の興味のある分野に引き寄せる
  • 英語ができないことを「当たり前」だと受け入れる
  • 英語に対して違和感を抱かない

今回は、この3点に焦点をあて苦労せずに英語学習を続けるための考え方を紹介します。

「自分には英会話は無理」「自分は根性がない」「続けられるかなぁ」

そう思っている方は上記の3点を実行し、自分を責めることから卒業して「攻めの姿勢」に転換しましょう!

今回のお話は長いので、覚悟して読んで下さい。少し毒舌になっていますが、絶対に「挫折した経験のある」皆さんにオススメの内容となっています

英会話学習が長続きしない理由その1 

自分の英会話軸を持ってない

英会話学習を長続きさせられない人は、大体「自分の興味のない分野」で英語を勉強しています。

傍目から見ても、「ほんとにそれ面白いと思ってんの??」と思ってしまう参考書を選んでいる方が大半です。

今まで自分が買ったものの、最後のページまで学習できなかった参考書や学校の教科書を

本当に内容に興味があるか

という視点で一度読み返してみてください。ワクワクするようなところ、ありますか?きっと答えは「No」だと思います。

学校の授業のように「一方的に習う」というスタイルに慣れてしまうと、「自分で選別する」という感覚がどうしても抜け落ちてしまうんですよね。

「英語学習法はつまらないものだ、辛いものだ」という先入観があり、それが当たり前だと思っているから、興味のない、面白くもない学習書を買ってきてしまう

 それではダメです。だからこそ「英会話軸」を作って下さい。

英会話軸とは、「自分にとってその教材やフレーズ、英単語が役に立つのか、あるいは興味のあるものか」など、自分で判断するための基準です。英会話ができるようになった人はそれぞれの「英会話軸」を持っていて、「自分の興味のある」分野から英会話学習を始めています。

  • マイケル・ジャクソンが好きで、彼のスピーチを生で理解したかったから
  • 海外の武術が好きで外国人インストラクターとコミュニケーションとりたかったから
  • 外国人のおねぇちゃんと仲良くなりたかったから
  • 米軍が好きなので、アメリカ軍基地のお祭りで兵士に色々聞きたかったから
  • 『賭博黙示録カイジ』を外国人に紹介したかったから

上に挙げたどの理由もマニアックすぎて、他の人が聞いたら「そんな理由!?」とピンとこないかもしれません。しかし、これらは全部、実際に英会話をマスターした人の「リアルな」動機です。

大半が「学校の教科書になかなか載せられない」ような、私利私欲にまみれた理由ですが、そのような理由が一番、英会話学習のモチベーションにつながるんです。

狭い範囲でいいので、本当に自分が興味を持っていることをさらけだして、この分野のことを考えていると「わくわくする」。こういう軸を作り、その軸を基準にして学習内容を選別してください。

他人が用意した「模範的な」分野ではなく、あくまで「自分の興味のある」分野で学習する。それを意識してください。

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当然、私の場合はミリタリーと武術がモチベーションでした

英会話学習が長続きしない理由その2

英会話を「0%」か「100%」で考えている

最初から「全部」英語にしようとしていませんか?どうやったって最初から全部を英語にするのは無理です。

  • ネイティブと実際に話す
  • 英語で日記を書く
  • リスニング教材をやる

など、どんな学習法でもいいですが、いきなり全部を英語化しようとするのは事前練習なしにフルマラソンに挑むようなもので、完走どころか倒れて病院送りになるのは目に見えています。

自分の英語力を良い意味で過信せず、出来ない自分を受け入れて下さい。最初は「こんな練習量や練習時間で大丈夫か?」という程度でOKです。

  • 英語で日記を書くのなら、表現できないところは日本語で書く
  • ネイティブと話すのなら、分からないところは日本語で話す
  • リスニングなら、聞き取れなかったところはそのままにする

最初は日本語99%、英語1%の割合になってしまうかもしれませんが、この状態を受け入れて下さい。

日記帳の表紙にはEnglish Diaryとか書いているのに、

 

中身は殆ど日本語だよぉこれじゃぁただのルー大柴の日記帳だよぉ誰かに見られたら恥ずかしいよぉふぇぇ

 

となるかもしれませんが、それでいいんです。できないことを受け入れて、徐々に日本語の割合を減らしていってください。最初から100%を目指すと、どこかで挫折します。

ルー語大変換

ルー語大変換

 

ステップバイステップ、本当にそれしかありません

英会話学習が長続きしない理由その3

英語に対して違和感を感じている

私たち日本人にとっては、英語は第二言語なので存在そのものが不自然なものです。ですから大半の方が英語学習を始める前に「さあやるぞ!」と気合を入れています。

でも、毎日毎日「英会話を勉強しなきゃ」と思っていると、しんどいですよね。この「気合を入れる」という行為こそ、英会話学習が長続きしない理由です。

それでは、気合を入れずに英会話学習を始めるにはどうしたらいいのでしょうか?

英語を日常生活に組み込めばいいのです。*2

英語がある生活を当たり前のものにすれば、「当たり前のように」英会話学習に移ることができます。もしかしたら、「学習する」という意識すらなくなるかもしれません。

そのためには、少しずつ英語に触れる時間を増やしていくしかありません。最初は1分でも、30秒でも構いません。歯磨きを毎日しても気にならないのと同じように、英語を日常に組み込みましょう。

 

私の知人で、中学1年の一学期で英語に挫折して、それから30年以上英語そのものを「避けてきた」人がいます。英語は分からなくても洋楽って聞きますよね?その人は英語を「見るのも聞くのも嫌」だったので洋楽も聞かず、英語の存在を自分の意識から「排除」していたそうです。

そんな人が、二ヶ月ほど前から英会話を始めました。最初は一日5分英語に触れることから始めましたが、今では一日10分以上英語に触れていないと「気持ち悪く」感じる様になったそうです。この人はもう「よし、英語やるか!」という気合は入れていないそうです。

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「Path to Mastery」英会話をマスターするには、英語を日常に溶けこませる

まとめ

結局のところ、英会話を上達させるには「ずっとやり続ける」しかありません。

なので今回は、「◯◯すればリスニング能力が上がる、☓☓をすれば話せるようになる」というような技術的な話ではなく、「どうすれば面白く英語学習を続けられるか」という、英語学習にあたっての考え方について解説しました。

元々

  • 英会話が話せるようになった人
  • 英会話にチャレンジして毎回挫折する人

両者の違いはなんだろう?と思い、インタビューを繰り返していくうちに、共通点を見つけました。それが今回紹介した3点です。

  • 英語を自分の興味のある分野に引き寄せる(自分の英会話軸を作る)
  • 英語ができないことを「当たり前」だと受け入れる
  • 英語に対して違和感を抱かない

英会話が話せるようになった人は程度の差こそあれ、今回紹介した3点を何らかの形で実践しています。

だから、続けられる。続けられると英語が話せるようになってくるので面白くてやめられなくなる。

続けられない人は、興味のない分野で学習するのですぐに挫折してしまう。それがトラウマになって徐々に英語から離れていく。続けていくモチベーションもないし、嫌な思い出もあるので再開できない。

完全に二極化しています。

『金持ち父さん貧乏父さん』ではありませんが、金持ちはどんどん金持ちになり、貧乏な人はどんどん貧乏になる。そこにあるのは能力の違いではなく、考え方の違いだけ。金持ちになるには金持ちの思考を理解する。これは英会話学習にも当てはまりそうです。

*1:関西出身ではありません。最近読んだ『夢をかなえるゾウ ブラックガネーシャの教え』に影響されました。オススメです

*2:気合いを入れないと英会話学習を始められない、というのはどこかで「英語に違和感を抱いている」ことの裏返しです