英語イメージリンク編集部

『英語イメージリンク』のサブブログ。記事制作のこぼれ話や裏話などメインサイトで扱えないことをアップしていきます。

「Trick or Treat」は子供のセリフ?ハロウィンは子供のお祭りなのかネイティブに聞いてみた

こんにちは、英会話イメージリンク編集部の今井です。

前回の記事「あの有名なTrick or Treatの日本語訳は意訳だった!?本来の意味・ニュアンスとは…」の話をしているときに、アメリカのハロウィンってどんなんだろう?とふと気になりました。

なんとなく楽しんでそうなイメージはありますが、実際に彼らがどう思ってるのか気になりませんか?編集部のビッキーにハロウィンに対してどう思っているのか、どう楽しんでいるか聞いてみました。

アメリカ人にとってハロウィンってどんな感じ? 

f:id:ImageLink:20141014193533j:plain

大体こんなイメージ

  • 仮装した子供たちが街を練り歩く
  • 子供たちが家を訪ねてきて「Trick or Treat!」と言うので「Happy Halloween!」と答えてお菓子をあげる

今井(以下「」) ハロウィンってこういう先入観があって子供だけがやってるってイメージしかないんですが、実際何歳ぐらいまでやるものなんですか?

ビッキー(以下「」) 個人にもよりますが、「Trick or Treat!」と言ってお菓子をもらうのは小学生までが多いと思います。私にとって、ハロウィンは純粋にお祭りという感覚ですね。でも年齢によってそれぞれハロウィンの楽しみ方って違うんですよ。

 へえ!ハロウィンは「Trick or Treat」以外にも楽しみ方がそれぞれ年齢によって違うんですね。それじゃあ年齢別に順を追って聞いてみたいと思います。ビッキーはこのハロウィンって小学生の頃は楽しみにしてました?

 もちろん!お祭り事ですから。放課後にハロウィンをするんだけど、当日は学校でもみんなソワソワして「今年はどんな仮装する?」ってお互いに言い合って楽しみにしてました!懐かしいですね。

それで、もらったお菓子は次の日みんなでトレードします(笑)

 おお!自分もお祭りでもらったお菓子、トレードした思い出があります!どこの国の子供も発想は同じなんですね。

中学生:ハロウィンなんて子供行事だろ!ダセェ!

f:id:ImageLink:20141014193655j:plain

ハロウィン?チョー(↗)ださいん(↘)ですけどー(↗)

 日本だと中学生になると反抗期も相まってか、こういう行事には参加せず「あんなもん子供のやることだ!」なんて言うようになる人が多いんですけど、アメリカではどうですか?

 同じです(笑)。やっぱり小さい子供が参加する行事にはいつか一線を引きたくなる年齢は来ますよね。だいたい、中学生になると「Trick or Treatは子供がやるもんだから自分はやらない」って感じてくるようになると思います。

ちょっと背伸びしてハロウィンパーティーを開く子たちが私の周りでは多かったですね。結局はなんらかの形でハロウィンには参加するわけですけど(笑)

 ビッキーは当時なにしてたんですか?

 私は友達の家で食べもの持ち寄ってホラー映画を観てました!そうしてると家を訪ねてくる子供たちがいるから、その子たちにお菓子をあげたりとかもしてましたよ。

高校生:ハロウィン、実は参加したい・・・

f:id:ImageLink:20141016144327j:plain

高校生になると逆に行事には全力って感じでした

 高校生になるとどうですか?

 私の周りはパーティーをする子が大半でしたね。

でも精神的にも落ち着いてきているので、中学生みたいな拒絶反応を示すってことはないですね。むしろ自分たちもお菓子が欲しいから「Trick or Treat」したいけど、この歳だとちょっと・・・っていうのを冗談めかして言うことはありました(笑)

大学生:ハロウィンは暴れるチャンスだ!

f:id:ImageLink:20100710224948j:plain

大学生になると自由度が格段に増えます

 大学生になるとどうですか?日本だと地元のお祭りに逆に積極的に参加したりすることがありますが・・・・

 感覚的にはこれも同じです(笑)大学生になると経済的にも時間的にも自由になるのでどうしてもハロウィンにかこつけてパーティー開いて騒いでってことになりがちですね。

お前にあげる菓子なんてねぇ!

f:id:ImageLink:20141016150332j:plain

地元でもお正月・クリスマスの装飾にすごくこだわる家はありました

 それぞれ年齢ごとで楽しんでいるみたいですね。ハロウィンはアメリカにかなり浸透しているようですが、こういう行事に参加したくないって家もあると思います。そういう家はどうするんですか?

 そういう場合は家の外の電気を付けないようにします。そうすることで「うちに来てもなにもないよ。他をあたって」というメッセージにするわけです。

その逆で、ガレージを持つ家だと自作のお化け屋敷を作って子どもたちを怖がらせて、最後にお菓子をくれるところもありましたね。家そのものをハロウィン仕様にする家とかも何軒かあったのを覚えてます。

大人になると、こういう風にいかに「ハロウィンを盛り上げるか」という主催者の立場で考える人も出てきます。それまではどちらかというと参加者の立場ですよね。「halloween house decorations」で検索すると、すごいのが見れますよ

 これはすごい!行事の一環とは思えない出来ですね(笑)日本でもクリスマスやイベントのときは装飾に凝る家はあるので想像はできましたが、まさかここまでとは・・・

ホーム・アローン並みのイタズラ!?

f:id:ImageLink:20141016150539j:plain

私(今井)は、アメリカにいたらイタズラのために一年を費やしたと思います

 ところでお祭りに乗じてロクでもないことをする子供もいると思うんですが、どうでしたか?トリックオンリー、Trick or Trick!?的な(笑)

 いました(笑)

私の周りではせいぜいトイレットペーパーを人の家の庭に投げこんだり、卵を投げて汚したりするイタズラぐらいでしたね。今は法律が厳しいから中々難しいですけど。いいことなんですが、ちょっとさみしい気もします。

 そこまですると、イタズラじゃなくて嫌がらせのような・・・。自分がアメリカ人だったら手間暇かけてすごいイタズラすると思う(笑)

 もちろんそういう人たちもいます。先ほど少し触れましたが大学生以上は時間やお金に余裕ができるので、コスプレとかイタズラに力を入れるようになる傾向はありますね。

この前もすごいコスプレをしてた人がいて話題になってましたが、いい例だと思います。閲覧注意

今 これってイタズラで済むんですかね(笑)

ビ こういうのは、「trick」ではなく、本当のイタズラの意味の「prank」を使います。興味あったら「Halloween Prank」で調べてみてください。きっと面白いはずです。

  こりゃすごい(笑)どうもありがとう、勉強になりました。

 ビ はい、お疲れ様でした!