教えてビッキー! <アメリカの文化>
今井:今までは真面目に英会話の学習法などをブログで紹介してきました。
この「教えてビッキー!」では少し趣向を変えて、コーヒーブレイクのような感じで、フロリダ州出身のビッキーにアメリカの文化を中心に色々と聞いていこうと思います。
色んな文化を紹介してみなさんに興味持ってもらおうということですね。英語も含めて言葉はその国の「文化」も理解しないとわからない表現とか言い回しというのはどうしてもでてくるからね。まさに一石二鳥という感じで、リラックスして楽しんでもらえればと思います。
ビッキー:なんでも聞いてね(笑)でもアメリカと言っても本当に広くて文化も違うから基本的にはフロリダ中心にしか答えられないからね。
今井::いきなりなんでもじゃないし(笑)まあいいや。フロリダって年中暖かいから日本でいうと沖縄みたいなイメージだけど、実際はどう?
ビッキー:沖縄みたいなものだよ。夏の平均気温は32℃だし、12月や1月の一番寒い時期でも平均21℃とかだよ。だから、あまり「冬」という感覚はないね。そうそう、日本で初めて雪をみた(笑) フロリダの一番寒いときでも日本の秋かなって感覚。
今井::へぇー!沖縄よりはちょっと暖かそうな感じはあるね。沖縄はもう少し平均気温は低いんじゃないかな。過ごしやすそうで、寒いの嫌いだから憧れるなあ。
ビッキー:確かに過ごしやすいよ。厚着しなくていいしね。Tシャツとハーフパンツで大丈夫だよ。
今井::日本はやっぱり寒い?
ビッキー:寒い!(笑)
今井::実際にビッキー、冬は結構な厚着しているもんね。フィリピンとかラテン系の人の知り合いも確かにすごい厚着してた記憶あるわ。
沖縄は台風がよく来るんだけど、フロリダにも台風みたいなものもある?
ビッキー:ハリケーンがあるね。台風と同じようなものだけど、フロリダのハリケーンはもっとすごい。フロリダのハリケーンと比べると、日本の台風はそこまで強くないかな(笑)
今井::強さ勝負ではないけど、そんなにすごいのね。実際ハリケーンシーズンってあるの?
ビッキー:ハリケーン・シーズンは6月~11月の間だけど、8月、9月がピークだね。年によるけど、大きいハリケーンがまったくフロリダに来ない年もあれば1ヶ月に2回来る年もある。
今井::へぇ。だいたい日本の台風と一緒だね。実際に生で経験したことある?
ビッキー:あるよ。家の前に止めてある車が飛んでいきそうになったり、木の枝が折れて隣の家の窓に突っ込んだりするのもみたことある。
シャッターで窓を守らないと飛んでくるものに割られちゃうし、屋根も飛ばされるしね。あと停電にもなるよね。田舎の方とかになると電気の復旧に一週間ぐらいはかかっちゃうこともある。
今井::すげぇなあ…、想像できない。そういえば、フロリダでワニが高速道路を横断してて、轢いた車が横転したって話が日本でもニュースになってたけど実際ワニはどうなの?結構一般的にいるものなの?
ビッキー:元々ワニが多いところは危ないし、湿地帯だから人も住まないし、高速道路とかもつくらないよね。でも場所によってはいっぱいいるよ。私の実家の方にはいないけどね。見たことない。
今井::出てきてもあまり騒がれるものじゃないの?いや、でもニュースになってるから・・・
ビッキー:うん、普通じゃないからニュースになってる(笑)
今井::ワニがいたら「見て!ワニだよ!」ってなる?
ビッキー:なるなる(笑)たまにあるのは、ワニが迷子になってしまって人間が住んでいるところに入って、川に戻りたいから混乱して誰かのプールに入るとか、お腹すいて誰かの犬を食べちゃうとか。
それは珍しいケースで、ニュースになるレベルだね。
今井::まあ、でもあり得ない話じゃないと。日本でもタヌキとかキツネが人里にでたぞ!ってニュースにはなるけど、あり得る話だし。
ビッキー:そうだね。
今井::じゃあ、最後に、フロリダの人しかわからない単語みたいなのある?
ビッキー:ある!「sun shower」!
日本だと「通り雨」、「天気雨」、「狐の嫁入り」とかいうよね。天気雨はフロリダでしか起こらないから、フロリダ出身以外のアメリカ人に通じない。
今井::へえ!なんかすごいな。やっぱり国というか場所が違うと本当に考え方も生活も変わるんだね。じゃあ、今日はこれぐらいということで。第一回なのでこれから先もまたやっていきましょう。以上です。ありがとうございました~
ビッキー:ありがとうございました!