コンセプトマップで英単語を一気にたくさん覚える5つのステップ
こんにちは。英会話イメージリンク編集部のビッキーです。
前に「飽きにくい英単語勉強法」という記事で、英単語リストを丸暗記するより、興味を持っているテーマについて英語の文章を読むほうが実践的で楽しいと書きました。
テーマが絞られている記事の中には関連している単語がたくさん出てきます。記事を読んで関連している単語を、グルーピングすれば、英単語を一気にたくさん覚えることができます。
今回はそのような方法の1つの、「コンセプトマップを使って英単語をグルーピングして覚える」方法について具体例を使ってお話しします。
① まずは記事を選びます。
Yahoo, CNN, LiveScience等で面白そうな記事を探して印刷します。私が選んだのは「Dog People vs. Cat People: Who’s More Intelligent?」(犬派vs.猫派:どっちのほうが頭がいい?)という記事です。心理学の話ですが、わかりやすくて面白い内容です。
② 記事を一回読んで、わからない単語をリストアップします。
短い記事は最後まで読み、長い記事は段落に分けてもいいと思います。ペンで線を引いたり蛍光ペンを使ったりしてわからない単語をマークします。読み終わったらマークした単語をノートにリストアップします。複数形の単語や活用している動詞も記事に出たままで書きます。
③ リストアップした単語の意味を辞書で調べます。
意味がたくさんある場合は意味を全部リストアップせず、文章の中の意味だけを書きましょう。どの意味で使っているか分りにくいときはアルクの辞書に前後の単語もいっしょに入力して調べます。
例えば、similar findings と2語で入力すると「同様の調査結果」というピッタリの訳が出てきます。辞書に載っていない単語があれば、単数形にしたり、動詞の原形にしたりしてもう1回調べます。
④ もう1回記事を読んで、調べた単語の意味を確認します。
リストアップした単語の類義語や反対語など、関連性がある単語が目についたら、意味が分かる単語でもリストに追加します。もちろんリストアップした単語同士の関係にも気がついたらメモしておきましょう。
“meaning~”(~を意味する), “or~”(つまり), “rather than~”(~よりむしろ)等は前後に出てくる単語の関連性を示している表現なのでグルーピングするときに役立ちます。
⑤ コンセプトマップを書きます。
まず記事のテーマを真ん中に書きます。私が選んだ記事のテーマは犬派の人と猫派の人の性格ですので、私のコンセプトマップの真ん中に“personalities(性格)”と書き込みました。
次は真ん中に書き込んだ単語に関連している単語を書きます。私の場合は、“dog people(犬派)”と“cat people(猫派)”です。
単語リストを見ながら関連している単語をつなげてコンセプトマップに書きます。わからなかった単語じゃなくても、記事の中に関連している単語があれば書いてもいいでしょう。自分にとってわかりやすいように書いてください。
最後に記事をもう一度を読みます。単語の意味、文章の意味、記事全体の意味が理解できているかを確認します。わからなくなってきたらコンセプトマップに戻って単語の意味と関連性を再確認します。
本日のまとめ
どうでしたか。関連している単語をグループで覚えることができたでしょうか。是非試してみて、意見や感想を教えて下さい。みなさんのフィードバックを楽しみにして待っています。