英語イメージリンク編集部

『英語イメージリンク』のサブブログ。記事制作のこぼれ話や裏話などメインサイトで扱えないことをアップしていきます。

Coffee Breakが好評です!

遠藤:私が前回の記事で取り上げたレビューのなかで「へぇー」と思ったのは、「コーヒーブレイクが非常に面白く、ためになった」というところです。我々制作側はどうしても思い入れが入ってしまうので、もはや客観的に本の出来不出来を判断できなくなってしまっているんですよね。だから「ここがよかった、悪かった」と指摘していただけるのは本当にありがたいことだと思っています。

特にこの方は「今井さんと自分を同化させて読むことによって気づきをたくさん得ることができた」と述べてくれています。これに関して今井くんはどう思いますか?

 

今井:素直に嬉しいですね(笑)  典型的な日本人がつまずくようなところはひと通り経験してきたのがよかったのかなと思います。

 

遠藤:今井くんは英語を話すのと聞くのはできるけど、いまでも読み書きは不得意で英文法も不得意なんですよね。今回の本は、理論寄りの本なので今井くんとしては難しかったところもあったかもしれませんが、そういった立場だからこそCoffeeBreakで多くの読者が感じた「この説明がわからない」「ここはこういうことなんですよね?」といった疑問を洗い出すことができたのかもしれませんね。

 

今井:そうですね、理論嫌いの僕には確かに本書の説明部分で難しいところもありました。例えば、現在形の説明(P.130)などですね。でも、そういったところもCoffee Breakで遠藤さんに確認することで自分自身かなり理解が深まったなと感じていたんです。

それに、書籍の制作を終えたあとも、いったん腰を落ち着けてネイティブとの会話を思い出しながら本を読み返してみたら、「ネイティブはそういう意図で言っていたんだ」と気づかされる面が多くありました。

 

それまでネイティブとの会話内で「気になっていたけどこれは常套句だろう」と無視していた部分の本来のニュアンスが理解できたんですね。

面白いことにそれが一回わかると「あれもこういうことか」「これもそういうことか」と芋づる式に理解できてしまったんです。

一つのニュアンスを理解することで連鎖的に他のニュアンスも理解できてしまう、ということですね。これは中々面白い経験でした。

 

状況ごとにフレーズを覚えることも大切ですが、それら全ての根幹にある「ニュアンス」を一回理解するとあらゆる状況でも応用が効くようになります。

そうすればいちいち状況にあったフレーズを覚える必要はありませんよね。だから、

怠け者の僕には最もぴったりな方法かもしれません(笑)