英語イメージリンク編集部

『英語イメージリンク』のサブブログ。記事制作のこぼれ話や裏話などメインサイトで扱えないことをアップしていきます。

英会話イメージリンク習得法レビュー Vol.1

英会話イメージリンク習得法を読んでくれた方からレビューを頂きました。

レビューということもあり、本書への提案も書かれています。

箇条書きですが、参考にしていただければと思います。

  • takeの意味を理解するのではなく、takeそのものを理解する=ものごとの本質を洞察する。
  • モデルを真似てなりきるというのは自他非分離の統合の世界であり、本来、日本人が得意とするところ。
  • 日本人は特に上の者に対して役割を押し付け、ネイティブにとっては役割は関係のないことというのは面白い。日本の建前文化ならでは!?
  • CoffeeBreakのP.39にある武術での例「早く動くポイントあればそこが弱点。もっとゆっくり動け。」というのは奥の深さを感じた。
  • 学習を習慣づけるというのが一番大きな障壁だと感じる。なぜ続けられないのか?学習から逃げる自分と向き合うことが大事。
  • 「単語」を蓄積するのではなく「単語のつながり」を蓄積するというのは単語の分離ではなくて単語の統合。
  • 英文の最初の部分に慣れる、覚える。太郎が帰ってくる、ドアを開けるというストーリーイメージを頭に思い浮かべられれば、ストーリーは繋がっているためSVが出てきやすいと思う。
  • この本の本質は「英語表現に含まれている自然さを感じ取ろう」というのは非常に奥が深い言葉だと思う。
  • 「英文法」は道具であってそこに力を入れ過ぎるべきではない。では道具を使う側の何に力を入れるべきか!?

 

【その他】

  • 会話ストーリーが漫画だと、より会話のイメージが鮮明に記憶されるのではないかと思う。
  • イメージリンクのジェスチャーイラストは少し分かりづらいかも。
  • この本が英語をきちんと勉強したいビジネスマン向けであるとするなら、次のステップとしては、いかにきちんと英語を学びたいビジネスマンを増やすかにある。
  • 英会話に興味はあるけれども・・・という人達の心を掴めればベター。そのためには「やらない・できない」のメンタル要因を追及する必要がある。
  • ネイティブの表現を直に見たいならfacebookやツイッターの投稿を見ることを勧めてみては?
  • 言語自体が「相手の思いを受け取り相手に想いを伝えるツール・道具」であり、そこは世界共通。何かを習得するには「コツ」という本質を掴むことが大事で、コツとは感覚。自転車に例えると「バランス感覚」。ハンドルの持ち方やペダルの漕ぎ方といった技術の側面をいくら習ったところでバランス感覚というコツを掴まなければ永遠に自転車に乗ることはできない。そういう発想でいうと英会話のコツは何か?
  • 知識は量で測れるが、コツなどの気づきは量で測れない。気づきの価値が軽視されている。
  • コーヒーブレイクが非常に面白く、ためになったと思ったのは英会話の本質でもあるコミュニケーションで成り立っているから。通常の学習本は教える側と教えられる側とが分離されて一方通行になっているが、コーヒーブレイクは会話形式という相互通行で、今井さんと自分を同化させて読むことによって気づきをたくさん得ることができた。これは非常に重要なポイントだと思う。
  • 読者を本の中そのものに引きずりこむこと大事。読み手の当事者意識が全てを決する。読者をいかにストーリーの中に存在させるかがキーポイント。
  • 役者がセリフを早く覚えられるのは役柄を通じて自分をストーリーの中に存在させることができるからではないか?
  • 読者を主人公にした教材を作れないか?もしくは主人公と同化できるものでもよい。
  • 未来の理想像(英会話ができる自分)と今の自分(英会話ができない自分)が分離されている。ここを統合する、つまりこのギャップを埋めるプロセスが大事。
  • 著書や英会話エクスプレスの中で使われている単語の数を数えて、これだけで日常会話はそこそこできるという安心感を与えて、あまり使わない単語まで暗記した受験生時代の苦痛を和らげ解放してあげることもあり。
  • 文法が苦手という過去の失敗体験とどう向き合わせるか?
  • 日本人が外国語をマスターするプロセスに対し、逆に外国人が日本語を覚えるプロセスや日本語を話すときの思考の中身をリサーチして参考にしてみるのも面白いのでは。日本人の場合、英語は読めるけれども話せない人が多いが、外国人の場合は日本語をそれなりに話せるけど読めないという人が多い。知り合いのフィリピン人などは動詞や形容詞の単語をそのまま並べる日本語を話す人が多いが意味は通じる。美しく話せれば、もちろんその方が良いが、あくまでもコミュニケーションの手段であるので伝われば良いという思い切りも時には必要。

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