英語イメージリンク編集部

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英会話に近道なし!? ネイティブと話すときに意識するべき3つのこと

英会話で置いてきぼりにされる・・・

最近友人がはじめたフットサルの練習チームにネイティブがいたそうです。練習を通して顔見知りになり、練習後の軽い食事にも誘われる様になったそうですがそのネイティブ、全く日本語が話せません。

英語が話せるチームメイトを介して最初はなんとか会話に入れるのですが、徐々に会話が弾んでくると置いてきぼりになり、寂しい思いをしているようです。どうにかして英会話ができる様になりたい。でも話の輪から外れてしまう。

そんな時にどうすれば会話の輪から外れず、英会話を上達させることができるのでしょうか?今回はそんな寂しさから抜け出す方法を私の実体験を元にお伝えします。

ネイティブの言ってることをとりあえず聞く

最初はネイティブの言っていることが全くわからないと思います。特に冒頭の知人の様に、英語が話せる日本人が周りにいると自分だけ置いてきぼりを食っている様なつまらない気分になるかもしれません。

私もネイティブと仲良くなって食事に行くようになったころ、他の知らないネイティブも食事についてきて、割り込みの様な形でネイティブ同士で会話を進められたこともありました。

しかし、そのわからない会話の中でも少しでも良いのでネイティブの言っていることを聞き取ろうとしたり、彼らの身振り手振りを見て会話の内容を「推測する」ことをしてみて下さい。最初は疲れると思うので5分でも、10分でもかまいません。

  • 大まかな会話の内容
  • 良い話か悪い話か
  • 仕事の話か友人の話か

こういった一見英会話に関係のない部分からでOKです。まずは会話の「雰囲気」に慣れるようにしましょう。

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英会話で雰囲気を理解することは重要です

自分のレベルを伝える

会話の雰囲気がわかってきたら、自分からネイティブに自分の会話のレベルをわかってもらうようにしましょう。話が全くわからなかったら「なんの話をしているの?」という質問だけでもOKです。

私も含め、日本人は「わからないこと」=「恥ずかしい」と思ってしまうので会話を理解しないなら黙っているのが最善の方法とついつい考えてしまいます。しかし一旦そういう立場をとってしまうとネイティブもこちらの英会話のレベルがわからないので勝手に「わかっているけど会話したくないから黙っている」という風に解釈してしまいます。

そうではなくて、わからないのならわからないという意志を伝えましょう。そうすることで相手にレベルを合わせてもらう準備をしてもらいます。

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わからないなら「わからない」とハッキリ伝えましょう

自分のできる範囲で理解する

何度かネイティブに「何の話をしているのか?」という質問をぶつけるとネイティブもこちらの英会話のレベルがわかってきます。

そうなると大抵のネイティブはこちらのわかる範囲+アルファのレベルで会話をしてくれますし、「コイツの英会話のレベルはこれぐらいだ」という心構えができているので難しいテーマや英単語を使うと「今の内容は◯◯ということだよ」「今の英単語は◯◯という意味だよ」と噛み砕いてフォローしてくれます。こういったサポートをしてもらうことで徐々に自分のできる範囲が増えていきます。

大抵、英会話ができなかった・・・と肩を落としている英会話学習者の方は、まだ初心者なのに関わらずネイティブの全力の英会話に着いていこうとしていることが大半です。

日本人同士ですら、相手が大学生なら大学生の、高校生なら高校生のレベルに合わせて話します。まずはネイティブにこちらのレベルに合わせてもらうところからはじめましょう。

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まとめ

今回は、自分が相手に合わせるのではなく相手(ネイティブ)に自分のレベルに合わせてもらうという方法をご紹介しました。ネイティブはエスパーではないので、こちらが何も伝えないと「わかっている」と考えてしまうことがよくあります。

そうではなく「自分はわからない」という意志を明確に示すことで相手に理解してもらい、こちらのレベルに合わせてもらうことが英会話の上達には必要不可欠です。